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ウロンゴン大学のゴードン・ワラス教授が信州大学を訪問 信大先鋭領域融合研究群の特別招へい教授

15年03月20日

信州大学学長室で記念撮影する(前列右から)<br />山沢清人・学長、ゴードン・ワラス教授、武田三男・理事、濱田州博・先鋭領域融合研究群群長<br /> 後列は環境・エネルギー材料科学研究所の教授陣

信州大学学長室で記念撮影する(前列右から)
山沢清人・学長、ゴードン・ワラス教授、武田三男・理事、濱田州博・先鋭領域融合研究群群長
後列は環境・エネルギー材料科学研究所の教授陣

  信州大学先鋭領域融合研究群の特別招へい教授の一人、ウロンゴン大学(オーストラリア)のゴードン・ワラス教授が3月2-5日、信州大学を訪れ、セミナー開催や講演、信大教授との共同研究打ち合わせなど、活発に活動しました。ワラス教授の信大訪問は昨年秋に次いで2回目です。
  教授は、繊維学部のある上田市に宿泊。信大の各キャンパスに出向きました。2日は、長野市の工学部で、先鋭領域融合研究群を構成する5研究所の一つ「環境・エネルギー材料科学研究所」の研究者15人とセミナーを開催。昨春発足したばかりの同研究所を念頭に、組織を運営、発展させるための強いリーダー・シップの必要性などを強調しました。引き続き、同研究所長の手嶋勝弥教授と共同研究について協議しました。
  3日は、松本市で開かれた、信大全学部の研究成果を披露する「信大見本市」に出席。特別講演を行いました。会場も熱心に見学し、「地域の住民の皆さんに大学の研究成果を知ってもらう企画は素晴らしい。学内の研究者同士が知り合える良い機会にもなっているのではないか」と感想を述べました。その後、大学本部で山沢清人学長や濱田州博・先鋭領域融合研究群長ら大学幹部と懇談しました。
  4日と5日は繊維学部を訪問。木村睦教授と、木村研究室が開発した研究装置のウロンゴン大学への導入などについて話し合いました。杉本渉教授、平井利博・前学部長と共同研究の促進に向けて話を詰めました。
  信大先鋭領域融合研究群は、「環境・エネルギー材料科学」「カーボン科学」「国際ファイバー工学」「山岳科学」「バイオメディカル」の5研究所で構成。ワラス教授も含め、8カ国、11大学・研究所の研究者15人を特別招へい教授として招いています。昨春の融合研究群発足以来これまでに全教授が信大を訪問、各研究所の研究者とディスカッションを重ねたり、学生をも対象とした講演を行うなどして、信大の研究・教育力向上に大きく寄与しています。