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医学部で女優・賀来千香子さんを招き「健康フォーラム」を開催しました

15年02月23日

  信州大学医学部は、平成27年2月18日、信州大医学部附属病院を会場に女優の賀来千香子さんをパネリストに招き、健康フォーラム「人生を美しく、明るく生きる」を開催しました。パネリストとして、賀来さんのほか、池田修一信大医学部長が登壇し、信濃毎日新聞編集委員・飯島裕一さんがコーディネーターを務めました。
  本フォーラムは、松本市が7年ぶりに制作する観光PR用DVDでイメージ・アンバサダーを務める賀来さんの来訪をきっかけに医学部が出席を依頼して実現したものです。トップ女優として日頃から人一倍健康維持を心がける賀来さんのお話に、病院職員・医学部生ら約160名が耳を傾けました。
  池田医学部長は、「賀来さんの30年来の追っかけだった」と会場の笑顔を誘った後、「賀来さんは年代ごとに役柄をかえ、現在まで活躍されています。認知症の増加など様々な問題を抱える高齢化社会である現代を生きるには、それぞれの年代ごとに『生きるスタイル』を考えていく必要があります。年を重ねるごとに、様々な場所で活躍を続ける賀来さんにそうした社会へ向けメッセージを発してもらいたいと考え、出席をお願いしました」と本フォーラムへ賀来さんを招いた思いを話しました。
  賀来さんは、自身の健康管理について、食事にも気を配り、バランスボールで体幹を常に鍛えていることなどを紹介。ストレスへの対処法については「プレッシャーを感じる仕事ができるのもありがたいと、角度を変えて考えるようにしている。好きな仕事で生活できていることに感謝している」と、目の前の仕事に真摯に向き合い、前向きに生きることの大切さを語りました。
  また、将来について話が及ぶと、賀来さんは「年齢はいい意味で気にしていません。情報に振り回されず、でも常にアンテナを張って、今が一番いい状況だと思えるように、すてきに年を重ねていきたい」と語り、家族については「一昨年、母が心筋梗塞で倒れた際、健康のありがたみを改めて感じた」と自身の経験から感じた家族への思いや健康への意識を話しました。
  最後に、池田医学部長は、「広く全国を視野に入れた研究を推し進めたい信州大学において、全国的に活躍する賀来さんのお話を聞けたことはとても良い機会だった」と締めくくりました。

パネリストとして出席した女優の賀来千香子さん

パネリストとして出席した女優の賀来千香子さん

本フォーラムを主催した池田修一医学部長

本フォーラムを主催した池田修一医学部長

コーディネーターを務めた信濃毎日新聞の飯島裕一さん

コーディネーターを務めた信濃毎日新聞の飯島裕一さん

病院職員ら約160名が耳を傾けた

病院職員ら約160名が耳を傾けた