6月19日（土）　信大キャンパスフォーラム『自然エネルギーで地球温暖化をストップ』

太陽光やバイオマス（生物資源）など、自然の恵みをエネルギーに換える取り組みが地球を救う―。足元の地域で「自然エネルギー」の開発、普及の動きが活発になっています。
自然エネルギーは、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を減らし、地球温暖化をストップする対策です。地域分散型の発電に変わり、地域社会や経済の仕組みを大きく変える可能性もあります。

近年、自然エネルギーが急速に普及し、大きな産業に育ちつつある欧米と、乗り遅れている日本の現状や将来を見通しつつ、自然の恵みが豊かな信州の風土から何ができるのか、皆さんと一緒に考えます。

【日時・会場】  平成22年6月19日（土）13：00～16：30

松本キャンパス  経済学部第一講義室  《 聴講無料 》

【内容】

・光合成ライブミニコンサート
松本市出身のシンガーソングライター、美咲さんが太陽光発電を使ったミニコンサートを開き、透き通った歌声で地球環境の大切さを伝えます。

・基調講演「自然エネルギー　世界と日本の現状、地域の役割」
            環境エネルギー政策研究所所長　　飯田　哲也
飯 田さんは、自然エネルギーの普及や省エネルギー推進のための政策提言、自治体へのアドバイス、国際会議の開催などに取り組んでいます。市民の出資で太陽光 発電の利用を拡大する「おひさまエネルギーファンド」（飯田市）の取締役を務めるなど、先駆的な活動で知られています。

・取材報告「風土エネルギーの実践者たち」
           信濃毎日新聞社松本本社報道部デスク　佐藤　光生
信濃毎日新聞信州ワイド面に1月から掲載した「風土エネルギルギー中南信フロンティア群像」の取材報告です。

・公開ゼミナール「エネルギー革命―草の根から私たちができること」

飯田さん、美咲さん、ＮＰＯ法人いいだ自然エネルギーネット山法師事務局長の平澤和人、信州大学人文学部4年（環境ＩＳＯ学生委員会）の征矢野有希 さんが、信州大学全学教育機構准教授の金沢謙太郎さんをコーディネーターに討論します。平澤さんは飯田市に「化石燃料ゼロハウス」を建設、化石燃料に頼ら ない生活スタイルを提言、実践しています。征矢野さんは3月、アメリカで自然エネルギーの普及状況などを視察・研修しました。

詳細はこちら→ poster.pdf

【主催】  信濃毎日新聞社

【共催】  信州大学・信州大学環境ＩＳＯ学生委員会

【後援】  高等教育コンソーシアム信州・信州大学サークル協議会、松本市教育委員会

【お申込み・お問い合わせ】

  聴講ご希望の方は下記メールアドレスに、氏名・所属・連絡先・聴講希望の旨を記載の上、送信してください。
e-mail: info@freedivision.info

信州大学　Ｆｒｅｅ☆Ｄｉｖｉｓｉｏｎ