平成23年新司法試験の合格発表を受けて
11年09月12日
平成23年新司法試験の合格発表を受けて
平 成 23 年 9 月 12 日
信 州 大 学 学 長
山 沢 清 人
信州大学大学院法曹法務研究科長
米 田 保 晴
信州大学大学院法曹法務研究科(法科大学院)では、平成21年の新司法試験において4名、平成22年の新司法試験において5名の合格者を出したところであります。この成果を踏まえ、長野県弁護士会の多大なご支援・ご協力の下、更なるカリキュラムの見直しや学生の自主的な学習活動の支援の強化等に取り組んでまいりました。
平成23年9月8日に、平成23年新司法試験の合格発表がなされ、本学は、短答式試験合格者28名のうち4名の最終合格者を出すことができました。このことについては、これまでの取組の成果の現れであると受け止めております。
また、短答式試験の合格者数が昨年は16名で、今年は28名と昨年に比べて1.75倍に増加していることに現れておりますように、学生全体の実力は着実に向上していると思っております。
しかし、結果を得ることのできなかった修了生がなお多くいるという事実もしっかりと認識する必要があると考えます。
地方における法曹人育成のため、本学に課せられた使命はきわめて重いと考えます。何とぞ今後の本学の取組について、皆様のご理解をお願い申し上げます。
