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本学で実施した大学入試センター試験において試験科目の開始時刻 を早めて実施した試験室があったことについての学長見解

10年01月18日


本学で実施した大学入試センター試験において試験科目の開始時刻
を早めて実施した試験室があったことについての学長見解

 

昨日(1月17日(日))、大学入試センター試験の実施に当たり、本学工学部において、誤って試験開始時間を早めて実施した試験室がありました。
その概要については、次のとおりです。

工学部の1つの試験室において、1時限の試験科目である理科1(理科総合B・生物Ⅰ)実施に当たり、当該試験室の主任監督者が誤って、予定より15分早い午前9時15分に試験の開始を指示しました。
他の監督者及びタイムキーパーがこの誤りに気づきましたが、即座に止めることができず、午前9時16分に改めて「解答を続けてください」との指示を行い、徹底しました。そこで、試験時間については、午前9時16分から60分(当該試験科目実施時間)の扱いとしました。

当該教室では、23名が受験していましたが、試験の開始を指示した時点では、全員が着席していました。
また、試験終了後、当該教室の受験者に対しては、工学部入試委員長及び主任監督者が、試験開始時刻を早めて実施した誤りについて、お詫びしたところです。

なお、このことに関し、昨日午前、一部報道機関に対して、問題冊子を開始時刻前に開いた受験生がいたため、このままでは不公平が生じると考え、試験時刻を早めて実施した旨、お知らせしました。このことが、受験生にあたかも責任があるような印象を与えたことについて、深くお詫び申し上げるとともに、今回お知らせする内容が当方において確認をした結果であることをご報告します。

本学としては、教職員の誤った指示により、受験者の皆様にご迷惑をかけたことを改めてお詫び申し上げ、今後、更に大学入試センター試験(追試験)や本学の選抜試験を控えている状況を踏まえ、試験実施に遺漏のないよう、体制を再点検し、教職員に対しても、注意喚起を行って参る所存です。



平成22年1月18日
信州大学学長

山沢 清人