平成25年度放送公開講座 第5回「エコに暮らすヒント~信州の省エネ住宅を考える」

第5回 2月22日(土)13:30~14:00
「エコに暮らすヒント~信州の省エネ住宅を考える」(高木 直樹 教授)

  長野県が公表している温室効果ガス排出量の内訳を見ると、全国平均に比べ、産業部門が少なく、民生(会社や店、住宅)部門の割合が大きいという特徴があります。これは夏暑く、冬寒いという気候による特性であり、建物の省エネ化を進めることで対策が検討されています。
  では、「省エネ住宅」とはどんなものでしょうか。ひとつの考え方として、冷暖房のエネルギー消費量が少ない、すなわち断熱性、気密性が高く、冷暖房の効率が良い住宅に着目します。「省エネ住宅」と、そうではない「従来型」の住宅では何が違うのかを、実際の住宅をおとずれて検証します。同一室内の温度差、部屋と部屋との温度差、時間帯による温度差などの様々な「温度差」という点からサーモカメラを使い、分かりやすく比較します。また新築以外にも、省エネのためのリフォームや、簡単にできる一工夫なども紹介します。

(映像制作・提供 SBC信越放送)