Y.H

私を成長させてくれたオランダ

短期留学

Y.Hさん

教育学部 学校教育教員養成課程
留学種類:交換留学
留学期間:2018年 8月 ~ 2019年 8月
留学先:オランダ ゾイド大学

留学先大学について

 ゾイド大学は、比較的小規模な大学ではありますが、小規模だからこその良さがあります。OTCという、日本語とコミュニケーションを学ぶことのできる学科があり、みんなとても親切で、様々な場面で助けていただきました。日本に興味を持っているオランダ人学生が多いので、日本の話題から話が広がったりして、とても楽しかったです。お互いの言語を教え合うことのできるのも魅力的で、いい経験だったと思います。

学習面について

 ゾイド大学では、European StudiesまたはOTCのコースまたはInternational Businessのいずれかを選択することが出来ます。私は、OTCコースを選択しました。留学生向けの英語の授業や(オランダ人の先生ではなく、オーストラリア人の先生でした。)、留学生だけではなくOTCコースのオランダ人の学生とグループワークをして一緒に課題やプレゼンテーション、ミーティングのテストなどを受けたり、講義を受けたりしました。

 選択の授業では、日本・中国・中東の歴史や文化の授業の中から1つを選択することが出来ました。3つのコースでは、学ぶ内容が大きく異なるので、良く検討した上で選ぶことをお勧めします。どのコースに所属していても、留学生向けのオランダ語の授業を選択することもできます。この授業も普段の生活に活用することが出来るので、オランダでの生活が一層楽しくなると思います!

生活について

 寮生活をしている学生やルームシェアをしている学生が日本よりも多い印象でした。

 長野と比べると曇りでどんよりとした天気が多かったですが、冷え込んだ日も暖房がしっかりとしているので快適に過ごせました。逆に夏は、40度近い日もあったのですが、冷房はまったくついていなかったので少し大変でした。

 オランダは、乳製品から始まり、食べ物全般おいしく、日本食やアジア系の食品も中心街にあるアジアンスーパーマーケットで買うことができるので、困りませんでした。外食は高いので、自炊することが多かったです。

 下記の寮での出来事の際に、英語のクラスの先生兼メンターの先生が親身に話を聞いて、対応をいち早くしてくれました。学期毎に面談があり、様々なことを相談に乗ってくれます。自分で解決することも非常に大切ですが、自分では対処しきれない出来事が起きた時、すぐに相談をすることができる先生が傍にいたのは、とても心強かったです。

留学で得たこと

 留学に行く前は、毎日色々な予定を詰め込んで、いっぱいいっぱいになってしまうことが多く、自分と向き合う時間がありませんでしたが、ゆったりと時間の流れるオランダで、自分の将来や好きな事などを見つめなおすことが出来る貴重な経験となりました。多くの大切な友人もできました。人との縁に恵まれていること、さらにはその縁を大切にしていくことを忘れずに生活していきたいです。

後輩へのアドバイス、信州大学へのメッセージ等

 オランダでの留学中、一番気を付けていただきたいことは、防犯です。幸運にも被害にはあいませんでしたが、違法滞在者が日中、部屋に入ってくるという出来事に巻き込まれてしまいました。私の防犯の意識が低かったということも原因ですが、何が起こるかわかりませんし、最終的には自分の身は自分でしか守ることが出来ません。慣れてきても、自分は外国にいるという意識を忘れずに生活してください。

 上記のような出来事もごくまれに起こりますが、オランダは比較的治安の良い国で過ごしやすく、人も親切です。

 体調を崩さないことが一番ですが、ホームドクター(Huisarts)を登録しておくと安心だと思います。登録の際に、社会番号が必要だと記載されていますが、ない旨を説明すると、了承してくれました。オランダでは、登録してあるホームドクターで予約をし(埋まっていることも多いので2日後になることもあります)診てもらってから、必要があればそれぞれの専門医へ紹介されます。また、私は一度お世話になってしまったのですが、寮から比較的近い場所に24時間体制の病院がありますが、こちらはオランダで発行されているカードしか使うことが出来ませんでした。利用の際は気を付けてください。(緊急医なので少し高額でした)

 1ヶ月の語学研修などは経験がありましたが、約1年間に及ぶ海外生活は初めてで気持ちが落ち込んでしまう時期もありましたが、その時期を通して強くなることが出来たと思います。(落ち込んできたな・・と思ったら、オランダ人を見習って、天気の良い日に太陽の光を思う存分浴びましょう!これだけで違ってきます。)

 留学生活中、人と比べて悩んでしまうこともあるかもしれませんが、大切なのは自分がどれだけ成長することができたのかだと思います。疲れた時は、少し休憩を取りながら、限られた時間を有効に過ごしてください。きっと、頑張ってよかったなと思える日が来るはずです。

 最後に、知の森基金関係者の皆様、ご支援本当にありがとうございました。交換留学という制度を整え、全面的に支えてくださった先生方、国際企画課の方々ありがとうございました。さらに、留学が始まる前から終わってからもあたたかくサポートしてくれた、友人・家族に感謝でいっぱいです。ありがとうございました。