佐奈 佳梨那

ギリシャ留学おすすめです!

超短期留学

佐奈 佳梨那さん

繊維学部 感性工学課程
留学種類:研究留学(Elasmus+)
留学期間:2019年 2月 ~ 2019年 5月
留学先:ギリシャ ウェスト・アッティカ大学

留学先大学について

 私はアテネにあるウェスト・アッティカ大学にElasmus+というヨーロッパ国内の留学プログラムを利用して留学していました。留学先には私が所属している繊維学部に似た学科があり、そこの研究室へインターンシップ生として信州大学の共同研究を手伝い、講義を受けていました。同時期に、Elasmus+の留学生が100人前後くらい来ていましたが、アジア人留学生は全くいなく、もちろん日本人一人という環境でした。しかし、今思えば、英語を使う、ギリシャの文化を学ぶには最適の環境だと思います。Elasmus+の学生のためにオリエンテーションやパーティーを開くESNという学生団体があり、そこに参加することで多くの留学生と関わることができました。

 大学の周りには何もありませんでしたが(笑)勉強や研究に集中できる環境でした。学食は朝昼晩の三食を無料で食べることができ、またカフェテリアも併設されていて1ユーロくらいでコーヒーを買うこともできます。

学習面について

 共同研究の内容は、日本の茜色の染料とギリシャの染料を比較するというものでした。信州大学では使ったことのない機械を使えることや自分がやりたいことをやらせてもらえる環境など、とても魅力的でした。共同研究を手伝いながら、大学の講義を英語で、トルコ人留学生4人、ベラルーシ人留学生5人と一緒に受けていました。講義は、機械やプログラミングを使って編み物を作る授業・ファッションのポートフォリオを作って実際にドレスを作る授業・テキスタイルメーカーのマネージメントや環境問題対策の授業がありました。それぞれ少人数制の授業で教授との距離もとても近かったので分からないことは何でもすぐに質問することができました。余談としては、大学教授がみな優しすぎて、私が帰国する日に空港まで送ってくださるほどです。(笑)また、教授の家にお邪魔してお昼ご飯を食べたりしました。

 講義の課外活動も充実していて、ニットテキスタイルメーカーのファッションショーや、ギリシャのラグジュアリーブランドの会社見学をすることができました。繊維やファッションについて勉強するのが好きな私にとって有意義な時間を過ごすことができました。

生活について

 週末は、ESNのイベントに参加していました。大学の芝生でのピクニックや、海へ遠足しました。そのほかにも、アテネにあるアクロポリス(パルテノン神殿)へのツアーに参加しました。各イベントでは、日本にいたらあまり出会えない、トルコ、ヨルダン、ハンガリーやウズベキスタンの留学生と知り合うことができました。また、ESNにはバディー制度があり、それを使ってギリシャに頼れる友だちもできました。さらに、バディーの幼馴染が日本語を中学生から勉強していることもあり、その三人で遊ぶことが多かったです。一緒に散歩やカレーを作ったりして楽しい時間を過ごすことができました。

 また、私が住んでいた場所は大学から1時間ほど離れているところにありました。しかし、大学が手配してくれたアパートだったので周りの治安が良く、とても便利な場所にありました。スペイン人、フランス人の女性留学生とシェアハウスしました。一人一部屋なので快適で、また家具や日用品が揃っていたので新しく買う必要はありませんでした。

留学で得たこと

 留学で得たものは世界中の大切な友だちです。私が帰国する日に電話やメッセージなど沢山くれたのにはとても感動しました。また、友達の家に誘われたときにお土産と一緒に手紙を渡してくれたのもとても嬉しかったです。留学した当初は、日本人アジア人ひとりだったので、何かあっても相談する人がいなく困りましたが、いつも大学に行くと友達や教授が優しく話しかけてくれたのには心救われました。テストや課題で忙しいのにアテネの案内をしてくれたギリシャの友だちにも感謝しています。今でもギリシャで知り合った友達と連絡をとっています。いつか彼らが日本に来ることがあれば、日本の素敵な場所を案内したいと思います。また、私が留学した先の教授が今年の夏に繊維学部を訪問する予定なのと、来年の冬に現地学生を私の所属する研究室で留学生として受け入れる予定なので、今から彼らと再会するのがとても楽しみです。

後輩へのアドバイス、信州大学へのメッセージ等

 去年の秋に教授からの留学生募集のメールを受け取り、とんとん拍子に決まったギリシャ留学でしたが、留学という道を選んでよかったと心から思います。あのまま諦めて日本に残っていたら、今のように何か辛いことがあっても前向きに考えられなかったと思います。ギリシャで過ごした楽しい日々を大切に、また大切な友だちと再会するのを目標に信州大学での残りの勉学に励んでいきたいです。

 信州大学には他のヨーロッパの国々やアメリカ、オーストリアなど、魅力的な留学先が沢山あります。私にとってはギリシャが自分に合った留学先でしたが、自分の行きたい国を見つけてみるのも留学への一歩だと思います。