高見 圭亮

Los geht's!!

短期留学

高見 圭亮さん

人文学部 人文学科
留学種類:交換留学
留学期間:2016年9月~2017年7月
留学先:ドイツ ライプツィヒ大学

留学先大学について

 ライプツィヒ大学は旧東ドイツの都市ライプツィヒに位置するドイツで二番目に古い大学です。著名な出身者には現在のドイツ首相であるメルケル首相、作家のゲーテや哲学者のニーチェがいます。信州大学以外にも多数の日本の大学と交換協定を結んでおり、日本人留学生も多くいます。またJapanologie(日本学)の分野が存在するので、日本語を話すことのできるドイツ人学生と知り合ったり、日本に関するテーマの講義をドイツ語で受講することができたりします。

学習面について

 私の感覚としては語学の授業に関しては特に大学のサポートが手厚かったように思います。9月の長期休み中には3週間ほどのオリエンテーションコースがあり、冬学期、夏学期中には大学付属の語学学校にて、基本的には無料の語学コースが開講されています。私はその語学学校において有料(半年で300€)の語学コースも履修しました。その授業は週に3時間×3コマ開講されていました。内容も難しいものでしたが、ドイツ語の上達を目指すうえで非常に大きな糧となりました。専門科目の講義も幅広い分野のものが開講されており、私は文化論や日本史、世界史の講義を履修しました。

生活について

 ドイツは留学以前の何回かの訪問でも快適な国であると思っていました。もちろん今回の留学でもドイツは快適でした。ですがライプツィヒという街はその中でも特に快適な街であったと思います。生活においてなによりも利点であったのは、ライプツィヒの物価が非常に安いということです。聞いた話によるとこの街はドイツで2番目に物価が安いらしいです。そのため家賃も安く、一か月200~300€で水道、光熱費、ネット代込みで寮に住むことができます。食費も自炊を行えば非常に安く済ませることができます。治安に関してですが、ドイツ国内でもライプツィヒでも特に危険な場面に遭遇したことや、窃盗の被害にあったことはありませんでした。ライプツィヒにおいて気をつけねばならないことは年に一度大規模なネオナチのデモがあるくらいでしょう。家にこもっていれば何の問題もありませんが。

留学で得たこと

 今回の留学で得たものの中で最も大きかったものは自らの進路の選択に関する情報だと思います。ドイツに行く以前は漠然とドイツ語を用いた仕事をしたい。と考えていました。ドイツに行って、ドイツで働くという選択肢を見つけることができました。そのための情報収集をしたり、実際にドイツ国内で働いている人からお話を聞いたり、同じ希望を持つ日本人留学生と話をしたり、希望する企業の人から話をきいたりすることができました。本当にドイツに再び戻るかはまだわかりませんが、いつでもそれが実行できるだけの情報は集めてきました。もしドイツに行かなかったのならば、ドイツで働くという選択肢も、そのための多くの情報をあつめることはできなかったと思います。

後輩へのアドバイス・知の森基金へ一言

 知の森基金のおかげでドイツに行くまで、行ってからの初期費用をすべて賄うことができました。それで浮いたお金で、ドイツ国内を巡ったり、国外に旅行したりすることができました。留『学』ということで学びに重点を置くことはもちろんですが、自分の知らない世界にいって、多くのものを見たり体験したりすることは留学の大事な一要素であると思います。私の場合は親からの仕送りとわずかな貯金しかありませんでしたので、知の森基金の奨学金がなければ、ライプツィヒ以外の街を訪ねることは何回もできなかったと思います。最後に、語学というものは非常に大事だと思います。ドイツ語しかできない人は英語もできるように、英語しかできない人はドイツ語もできるようにしておくと、単一の言語だけでの留学とまた違ったものになると思います。