大塚 隼人

エンターテイナーであること

短期留学

大塚 隼人さん

理学部
留学種類:交換留学
留学期間:2012年3月~2013年2月
留学先:ドイツ ライプツィヒ大学

留学先大学について

私の留学したライプチヒ大学では留学担当の方がいて入学手続き等に不自由を感じることはありませんでした。しかし専門の化学の授業を受ける際には、その留学担当の方は私の学科とはいっさい繋がりがないようで、すべてを自分でやらなければなりませんでした。

そのこと自体には問題はなかったのですが、実験を受けようと思い教授と話をしたときに自分がエラスムスの学生かと聞かれ、違うと答えたところ、準備してきた成績等の資料をポンッと投げられ、実験に参加させることは出来ないと言われました。

そ ういう不当な待遇もあるかもしれませんが、ドイツでは人によって対応が違ったり、相手の気分によっても対応が変わったりするので、もし納得出来ないような らば他の教授や、担当の方と話す機会を作れば大丈夫だと思います。しかしドイツ語の勉強も平行してやっていた自分は、もし実験を受けられたとしても、満足 にこなすことが出来なかったかもしれませんが。

学習面について

学習面についてはドイツ語と専門との2つに分けて書いていこうと思います。

最初にドイツ語の学習について。私は一つ目の学期はイン ターダフという私立の語学学校で勉強していました。そこでは今まで英語を学んできた学び方とは大きく異なり、やっていて、授業内容やテキストは“これなら 喋れるようになる”という実感が持てるようなものでした。進級する際のテストはもちろん難しかったですが、4ヶ月という短い期間で楽しみながらドイツ語を 学ぶことが出来、喋れるようになりました。

次に専門の勉強についてですが、先に書いたように初めはトラブルもありましたが、授業は受けるこ とが出来るようになりました。しかし授業を選ぶ際に一つ困ったのはヨーロッパと日本では学期数が異なるため、自分が5学期生であっても5学期生の授業を受 ければいいというわけではなかったので受けたいものを受けてみて、自分のレベルと合うものかを確かめてから登録をする必要がありました。一回では授業内容 が分からないことがあるので、そうすると登録期間が終わってしまうこともあるのでそれは担当教授と相談してやりました。授業はModulという単位でゼミ と授業が一つになったものを一つと、その他に授業を2つ受けていました。Modulの授業数は45分のものが週に6個ありました。専門の授業を受けて感じ たのは学生の勉強に対する熱意と積極性です。先生の教え方というところをとれば日本の方が何倍も上手でしたが、(Modulの担当していた教授が新任だっ たからか)進むスピードはとても早かったです。普通の学生を含めドイツ人は週末には仕事や勉強はせず休むというのが普通ですが、化学や医学の学生の状況は それとはいささか異なっているようです。遊んでいるのは見たことがありません。というのも僕は“2つ”しか授業がありませんでしたが、普通の学生はこれの 倍以上の授業とさらに実験があるのでそうなる理由も頷けますが。というのも日本では学位は4年でとりますがドイツ(ヨーロッパ)では、三年でとらなければ ならないので。(※一般教養は大学ではやりません)

生活について

結論からいって、ビール好きの僕にはビール王国ドイツは最高でした。ビールが安いのはもちろんなのですが、ライプチヒは物価も安く、街の中心から少 し離れると家賃もかなり安いので、学生にはとても住み良い街だと感じました。また交通に関しても街の隅々まで路面電車が張り巡らされているので困ることは ありません。強いて困ったことをあげるならば、日曜日には駅のなかのスーパー意外は開いていないので、なれるまでは大変かもしれません。

ま たドイツは、夏は遅くまで明るく、冬はかなり早くくらくなるので、季節に応じた楽しみがあると思います。私は夏、外でバーベキュー(グリル)をよくやって いました。夜は10時前まで明るいので学校が終わってからでもグリルが出来ます。7月の末には2日に1回ペースでドイツ人の友達を呼んで湖のほとりでグリ ルをしていました。もちろんこんな頻度でやっていたら太るのは必須です。一日3ℓくらいのみますからね。それでも湖にプカプカ浮かびながら飲むビールは格 別でしたね。

生活面に関して最後に一つ、ドイツは手続きに関して(特に期限)、かなり厳しい面があるので注意が必要ということです。私は個 人で家を借りていたのですべて契約は自分でやったのですが、解約手続きを三ヶ月前に初めなければならないことを知らなかったので家賃を一ヶ月分多く払うは めになりました。なのでしっかり契約書には目を通す必要があります。

留学で得たこと

留学には明確な目標を持っていかなければ無駄になると言われることがよくあると思います。しかし留学を終えてみて私はそれとはまた違う意見を持ちました。

大事なのは、その状況にあった新しい目標を見つけられる柔軟さが必要ということです。むしろこういう柔軟さを身につけるのが留学といえるかもしれません。

後輩へのアドバイス

留学では初めてのことばかりだと思いますが、苦難を含めて“すべて”を楽しむべきだと思います。

僕が感じたのはヨーロッパの人は仕事 であってもまず楽しむということが第一にあるようです。こういう考えがあるからこそ、たとえ自分がお客様であっても相手が仕事していて楽しくなるよう、時 に“雑談”をすることが必要かもしれませんね。楽しい人には常にいい人が集まってくるものです。常にエンターテイナーでいることを心がければ、いい出会い をたくさん出来、素敵な留学生活が送れるはずです。

今楽しむことが出来る人、そんな人は是非留学をしてみては?