周 澤宇

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超短期留学

周 澤宇さん

理工学系研究科 電気電子工学専攻
留学種類:超短期留学
留学期間:2012年7月31日~8月17日
留学先:中国 山東大学 国際工学サマースクール

留学先大学について

山東大学は、今年で111周年を迎える中国国内主要第一級大学の一つに選ばれており、信州大学と同様に学部ごとに大学キャンパスがあり、合計で8つのキャンパスがあります。学生数は6万人を超え、様々な知見を持った優秀な学生が数多くいます。国際交流も盛んであり、日本やアメリカをはじめとする諸外国から沢山の留学生が在籍しています。また、山東省は儒教の始祖で有名な孔子出生の地であり、孔子の思想に習おうと学内には銅像があります。さらに昨年、110周年を記念して創立した体育館は東京ドーム並みの広さがあり、ジム用具が完備しており、その他、陸上トラック、バスケット、テニスコート、学食やスーパーなども多数あり、施設はとても充実しています。敷地面積が広いというのが第一印象でした。

山東大学は中国語を学ぶことはもちろんのこと、孔子をはじめとした中国文化を学ぶのにも適した環境であり、留学生と交流することで英語力の向上にもつながると思います。

学習面について

今回、私は今年度初めて開催されるISSE(International Summer School of Engineering)に参加させて頂きました。本学生をはじめとして、スペイン、イギリス、韓国から参加していました。講義は8回あり、午前は9時から11時半、午後は2時から4時まででした。講義内容は”Mobile robots computational algorithms”、”Traffic monitoring technology”、”Iterative learning control”、”Wireless sensor network”、”2D&3D techniques”、”Biomedical”、”Nano-science in Physics and Biology”といったように、工学系技術についてであり、全て英語で行われました。そのため、普段の研究生活とは相関性の薄い分野も学ぶことができ、視野を広げることができたと思います。

また、ISS(International Summer School)プログラムも同時期にあり、ISSEを含めたグループ全体では70名ほどの短期留学生がきており、国も文化も専攻も異なる同世代の学生と交流させて頂くことができました。

また、山東大学の日本語専攻や英語専攻の学生と交流させて頂くことができました。彼らは英語のみならず日本語も上手で驚きました。彼らは日本語を2、3年間しか勉強していないにも関わらず、適切に私たちの要望に応えてくれてとても助かりました。彼らになぜ短期間で言語習得ができたのか伺ってみたところ、みんなが口をそろえて“留学したいから”、”日本が好きだから”と即答されました。これを聞いて、「自分はこのままでいいのか、もっと英語、中国語を好きになろう。もっと自分が取り組んでいることに本気になろう」と強く感じました。

生活について

済南市は湿度が高く、例年は日本より暑いみたいです。今年は留学期間の半分が雨日でしたので、済南の夏は感じられませんでした。

私は、山大留園という留学生宿舎に泊まらせて頂きました。一人部屋で、エアコン、テレビ、インターネットも使える恵まれた環境でした。しかし、本学生のほとんどは1部屋4~6人の学生寮で暮らしています。学生寮に門限があり、夜11時を過ぎる場合は管理人に一声かけておかないと中に入れてもらえないそうです。

学食はカフェテリアタイプであり、価格は日本の1/3から1/7程度です。また、学校周辺にはラーメンや点心、ファストフード店をはじめ、日本料理店や韓国料理店もあり、日々違ったお店に入るのも楽しみの一つでした。さらに、学校周辺には病院やデパート、市場などもあるため生活するのにとても便利な環境であると思います。

また旅行では、泉水として有名な済南市の「突泉」「漱玉泉」を拝見し、リゾート地として有名な青島のビーチで海水浴を満喫するとともに、中国電化製品企業”Haier”に訪問させて頂きました。

留学で得たこと

志高い沢山の仲間ができたこと。
彼らと共に過ごすことで、将来に対する視野の広さや、刺激を受けたこと。短い期間ではあったけれども、一つの目標に向かって取り組むことでコミュニケーション能力や主体性、積極性が培われたこと。
工学系専門知識を知ることができ、今後、何がやりたいのか少しだけ具体化できたこと。
英語での書類やメール文の書き方を学べたこと。
高度経済成長期の中国を済南からみることができ、その現状理解ができたこと。

後輩へのアドバイス

一度きりの人生です。一度きりの学生生活だと思います。後悔しないためにも、今を全力で自分が決めた道を進めばいいと思います。

短期留学と長期留学の決定的な違いは、期間です。短期留学の利点は期間が短い分、濃密なカリキュラムが組まれているため1日1日を大変充実したものにできる点です。さらに、夏休み期間中を利用した本プログラムは、本業を厳かにすることなく英語と中国語を学ぶことができ、中国文化に触れることができます。

また、他国の学生と友達になれるばかりでなく、彼らの学習意欲から刺激を受けるはずです。私は、特に海外に行ったことがない学生に是非このプログラムをはじめとする留学を通じて世界をみてほしいと思っています。コミュニケーション能力・主体性・積極性が身につくばかりでなく、非常に貴重な経験ができるので、ぜひ皆さんも参加してみてはいかがですか。

<フォトムービー>
http://www.youtube.com/watch?v=3_n7pDJTorQ&feature=youtu.be