信大病院で肝疾患診療相談センターが設置されました
08年10月16日
信州大学医学部附属病院は、平成20年10月より、肝炎などの治療の中心となる「肝疾患診療拠点病院」の指定を県から受け、B型・C型肝炎の患者や家族の相談に応じる「肝疾患診療相談センター」を、隣接する県松本旭町庁舎の2階に開設いたしました。
「肝疾患診療拠点病院」とは、都道府県が肝炎治療の中心的役割を果たす病院を指定するもので、長野県内では初の病院として本院が指定されました。
肝疾患診療相談センターは、専任の看護師と社会福祉士が常駐し、患者さんやその家族からの肝疾患の症状や治療法、どこでどのような治療を受けられるかなどといった相談に電話やFAXで無料で応じます。
相談受付は、平日午後14時から17時(祝日は除く)。
電話、FAXともに0263-37-2922になります。
また、患者さんがいつ・どこで・どんな治療を受けたのかなどの情報を記録する各医療機関共通の「診療連携パス」を作り、患者さんの情報の共有を進め、本 院を中心に肝疾患治療の専門医療機関と、かかりつけ医の連携を強化し、よりいっそう効果的な治療を出来るようにするため、ウィルス肝炎診療ネットワークを 構築する予定です。
信州大学医学部附属病院は、このネットワークを構築することによって、専門的な知識が必要とされる肝炎治療をスムーズに進める体制を今後も整えてまいります。
(附属病院)

