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附属幼稚園の幼稚園まつりが開かれました

08年07月22日

開会の挨拶をする中山園長

7月19日(土)教育学部附属幼稚園で「幼稚園まつり」が開かれました。
教育学部音楽教育分野の4年生岩下綾さん、坂神由美さん、清水麻紀さん、武居美月さん、大学院1年生の田中啓子さん、小松美緒さんによる歌と楽器の演奏があり、いっしょに歌ったり体を動かした後、保護者のみなさんが保育室に準備した、ゲームや工作を楽しみました。


七夕を歌う教育学部の学生たち

その中に、医学部2年生の嶋田まゆかさん、横田陽さん、佐藤元己さんによる「ぬいぐるみびょういん」があり、子ども達はそれぞれ、普段自宅で大切に可愛がっているぬいぐるみや人形を抱いてやってきては、受付で病状を伝えてカルテを作ってもらい、お医者さん役の学生に診察してもらいました。
「うちのくまさんがお腹が痛いって」と言う園児に、医学部の学生はぬいぐるみの胸に聴診器を当てたり、体温計で熱をはかったりしながら、「お腹をさすって、一緒に寝てあげてください」「寂しがっているようなので、よく遊んであげるように」とやさしく処方をし、カルテに書いて渡しました。
最後にバンソウコウの入った薬袋をもらった園児は、「診てもらえてよかった、今日は一緒にお昼寝する」とすっかり保護者気分の様子でした。


園長の中山裕一郎教授(教育学部)は
「昨年、開園40周年の記念行事として幼稚園まつりを行ったのですが、ぜひ今年もとの声に、保護者のみなさんから手作りの協力を沢山頂き、本年度も開くことが出来ました。前回も大好評だったぬいぐるみのびょういんも、医学部の学生が協力してくれて、子ども達も喜んでいます。
医学部の学生が小さな子どもと接する機会を得ることは、小児科離れや地元離れの意識に対する変化や、子ども達の中の医師への憧れをもたらす切っ掛けになるのではと期待しますし、このように、教育学部だけでなく、総合大学の附属幼稚園・学校として、いろいろな学部との交流が広がればと思っています。」と話しました。

当日は、在園児やその家族のほか、園を卒業した小学生、ご近所の方や来年入園の子どもを持つご家族が、見学を兼ねて大勢見えていました。お話の会などもあり、楽しい一日となりました。


(広報・情報室)