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応用生物科学科 野村 隆臣 准教授の研究グループ、トビケラシルクを再生医療材料に

2020.01.08


野村 隆臣 准教授 (応用生物科学科) らの研究グループが見い出した、水生昆虫のヒゲナガカワトビケラ幼虫が吐く糸の成分が再生医療の材料として有効であるという研究内容が、1月3日付の信濃毎日新聞 第1面で紹介されました。

野村准教授らは、ヒゲナガカワトビケラ幼虫 (写真) が「水中で産出する糸 (トビケラシルク)」が培養細胞の足場基材として優れた性能を示すことを明らかにしました。水中で作られるトビケラシルクは「濡れ環境に適した素材」であるとともに、小石のような「水中基質と接着性を持つ」というユニークな特性を持っています。これらの特徴は細胞足場の基材として有効に機能すると考えられ、トビケラシルクから抽出したタンパク質フィルムにマウス骨芽様細胞株 MC3T3-E1細胞を播種し、その細胞挙動を評価したところ、トビケラシルクのフィルム上では優れた細胞接着性と増殖性を示し、その程度は先行研究として進んでいるカイコシルクのものよりも2〜3割も高いことが明らかになりました。トビケラシルクの「水になじみやすくて水中でも接着性を示す」という特徴は多くの細胞に有利に働く (相性が良い) と考えられることから、iPS細胞を含めた他の細胞でも評価・解析を行っていくそうです。


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