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お知らせ

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応用生物科学科 一般公開セミナー (農研機構 内藤 健 博士) のご案内【12月19日 (木)】

2019.11.25


応用生物科学科では、農業・食品産業技術総合研究機構 遺伝資源センター 植物多様性活用チーム 主任研究員の内藤 健 先生に来学いただくのを機に、一般公開の研究セミナーを企画しました。下記内容に興味をお持ちの方は奮ってご参加ください。事前申し込みなどは不要です。(共催:基盤研究支援センター 遺伝子実験支援部門)


講演タイトル : ワイルドはセクシーである 〜Vigna属野生種の多様性と可能性〜

要旨 : Vigna属とはアズキやササゲの仲間ですが、最大の特徴は野生種の多様性にあります。これまでに100種以上が記載され、そのうち幾つかは極めて特殊な環境に適応しています。例えば、V. marinaは海岸の砂浜で生育し、400 mM NaClの条件下でも生育できるほど優れた耐塩性をもっています。V. trilobataはほとんど側根のない主根を地下深く伸ばすことで乾燥条件に適応しています。V. vexillataは酸性土壌地帯やナミブ砂漠など広い適応性をもち、V. exilisは石灰カルストにのみ生息します。このようにVigna属野生種はストレス耐性に関する有用遺伝子の宝庫であると考えられていますが、これまでほとんど研究されてきませんでした。実にもったいない話です。そこで我々の研究グループは、様々なストレス耐性の中でも特に耐塩性に焦点を絞り、耐性スクリーニング、遺伝解析およびゲノム解析を行ってきました。これらの結果、Vigna属には耐塩性を獲得した種や系統が複数存在し、それらが互いに独立に耐塩性を獲得したことが明らかとなりました。また、それぞれの耐塩性が1つまたは2つの主要なQTLによって支配されることも明らかとなり、耐塩性進化は容易に生じることが示唆されました。さらに、幾つかの種においてはゲノム解読とトランスクリプトームによって原因遺伝子が絞り込まれたほか、イメージング技術の利用によって、耐塩性機構の詳細が明らかになりつつあります。本講演では、上記の内容について逸話を交えつつ、面白おかしく話をさせて頂く予定です。


日 時 : 令和元年12月19日 (木) 13:30 ~ (講演、質疑込みで1時間~1時間半の予定)
場 所 : 講義棟27番講義室
対 象 : 信州大学の教職員・学生、一般のみなさん
世話人 : 堀江 智明 (繊維学部 応用生物科学科 准教授)

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