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末永 信さん (D2) が化学工学会 超臨界流体部会シンポジウムで学生優秀発表賞を受賞

2018.10.04


大学院総合工学系研究科 物質創成科学専攻 博士課程2年の末永 信さん (長田 光正 研究室) が、9月18〜20日に鹿児島大学で開催された化学工学会 第50回秋季大会 超臨界流体部会シンポジウムにおいて学生優秀発表賞を受賞しました。本年度は一般講演22件の中から4件が同賞に選ばれました。末永さん (写真右端) の受賞題目は「セルロースナノファイバー分散液の水熱処理による高強度ハイドロゲル化」です。

研究概要 : セルロースナノファイバーが水中に分散した液を水熱処理 (160℃、30分間) することで、セルロースと水だけから成る固体状の高強度ハイドロゲルを得ました。従来、セルロースナノファイバー分散液から高強度ハイドロゲルを作る方法としては、架橋剤など第3成分の添加が必要とされてきました。これに対して本研究では、高温高圧下の水中でセルロースナノファイバー同士の部分的な接着を進行させることで、第3成分を添加することなく、セルロースと水だけで固体状のハイドロゲルを作製しました。今後、このセルロースナノファイバーの高強度ハイドロゲルが食品や医療分野に貢献することが期待されます。

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