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森本 早貴さん (M2) が国際会議 "MoDeSt2018" においてBiomacro Award受賞

2018.09.12


大学院総合理工学研究科 繊維学専攻 化学・材料分野2年の森本 早貴さん (荒木 潤 研究室) が9月2~6日に東京大学で開催されたMoDeSt2018 (The 10th International Conference of Modification, Degradation and Stabilization of Polymers) において、生体高分子分野において最も評価の高いアメリカ化学会の雑誌「Biomacromolecules」誌が設立した"Biomacro Award"を受賞しました。全ポスター発表150件・審査対象72件 (MoDeSt Award枠29件、Biomacro Award枠43件) のなかで、8件 (MoDeSt Award枠3件、Biomacro Award枠5件) が受賞しました。森本さんの受賞題目は「Preparation and thermal behaviors of one-by-one-chain-tethered sliding graft copolymers with different lengths of peg side chains」です。

研究概要: 超分子材料であるポリロタキサンの環状分子1個1個に、側鎖高分子が1本ずつ結合した特異な構造を有する「一環一置換スライディング・グラフトコポリマー (OCT-SGC)」の合成法を確立し、異なる側鎖長を有するOCT-SGCの吸熱挙動を詳細に調査しました。OCT-SGCそれ自身は加熱しても熱溶融しない一方で、側鎖として用いた高分子の融点と非常に近い温度において鋭い吸熱挙動を示しました。さらに、側鎖高分子が非常に短い場合には吸熱挙動を示さないことを世界で初めて証明し、側鎖高分子長の増加に伴う融点の増加や、吸熱量の変化についても詳細に調査しました。この研究は、側鎖を有する超分子材料の熱的性質に関する基礎研究としてのみならず、望みの温度において吸熱を示す新規材料の創成に向けた研究として将来が期待されています。


写真左: 左から、荒木准教授、森本さん、岩田東京大学大学院教授・大会実行委員長。写真右: 受賞者のみなさん。

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