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化学・材料学科 高坂 泰弘 助教が日本化学会春季年会で優秀講演賞 (学術) を受賞

2018.04.27


化学・材料学科 機能高分子学コースの高坂 泰弘 助教が日本化学会より優秀講演賞 (学術) を授与されました。同会主催の第98春季年会 (3月20~23日、日本大学船橋キャンパス) における一般研究発表のうち、講演が英語で、かつ4月1日時点で36歳未満の審査希望者161名を対象に審査され、発表内容、プレゼンテーション、質疑応答などが優れ、今後の一層の研究活動の発展が期待される講演者32名に同賞が贈呈されました。高坂助教は先日Polymer Chemistry誌に発表した成果を軸に最新データも交えて、「Conjugate substitution of α-(halomethyl) acrylate: A facile, versatile, and convenient reaction for poly (conjugate ester) synthesis (和訳 : α- (ハロメチル) アクリル酸エステルの共役置換反応:ポリ共役エステル合成に適用可能な容易で、汎用的で、かつ便利な反応)」という演題で発表しました。


研究概要 : α- (ハロメチル) アクリル酸エステルは様々な求核剤と室温、空気下で定量的に共役置換反応を起こします。本研究ではこの性質を利用し、ビス [α- (クロロメチル) アクリル酸エステル] が種々の求核モノマーと反応してポリ共役エステルを与えることを見出しました。さらに、得られたポリ共役エステルが共役置換反応により主鎖切断すること、他の求核モノマーとの反応で主鎖骨格を変換できること、を併せて報告しました。

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