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機械・ロボット学科 西川 敦 教授ら、任意のステレオ内視鏡を用いた手術の記録動画を公開

2018.03.26


機械・ロボット学科 バイオエンジニアリングコースの西川 敦 教授、中央大学 理工学部 情報工学科の鈴木 寿 教授、国立がん研究センター 中央病院 胃外科の片井 均 副院長からなる研究グループは、任意のステレオ内視鏡を用いた手術の記録動画から撮像対象表面の形状 (表面各点までの距離を濃淡値に変換した深度画像として記述) を推定し、さらに多視点裸眼3Dディスプレイ上で表示可能な形式の動画に変換したコンテンツの公開を開始しました。本動画 (こちら) の公開は、中央大学が管理する動画アーカイブにおいて3月7日から始まっており、医用工学の関連分野における研究開発の一助となると期待されています。ステレオ画像から撮像対象表面の深度画像を推定する原理自体は従来から知られていましたが、任意のステレオ内視鏡の出力である左画像と右画像の対 (つい) から深度画像を推定することは技術的に難しく、多視点裸眼3Dディスプレイ上で表示可能な形式の動画として公開に至ったのは世界で初めてのことです (プレスリリース資料)。

なお、西川教授を中心とする同グループはこの研究成果をベースにして、文部科学省新学術領域研究「多元計算解剖学」(領域代表 橋爪 誠 九州大学大学院医学研究院 教授) の公募研究テーマ「深度画像を用いた内視鏡手術支援ロボットの高知能化に関する研究」を推進しています (こちら)。左図 (クリックすると拡大) は、上記の「公開動画コンテンツ」と「深度画像を用いた内視鏡手術支援ロボットの高知能化に関する研究」との関係を示しています。

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