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金 翼水 准教授ら、リチウムイオン電池のセパレーターをナノファイバー不織布で高性能化

2017.08.02


共同記者会見の様子 (左から高寺 政行 IFES所長、金 翼水 准教授、兵頭 健二 特任教授、渡邉 圭 (株)ナフィアス代表取締役)

金 翼水 [キム イクス] 准教授 (国際ファイバー工学研究所 フロンティアファイバー研究部門、機械・ロボット学科) は、充電して繰り返し使用できるリチウムイオン電池の正極と陰極を分離する「セパレーター」という部品をナノファイバーを組み込むことで高性能化し、大量生産することにも成功しました。ACS Applied Materials & Interfaces誌への掲載も決定している本研究成果の記者発表は、7月28日 (金) に共同研究者である兵頭 健二 特任教授、(株)ナフィアス代表取締役の渡邉 圭 氏とともに本学部で行われました。記者会見の様子は同日夕方のニュース (イブニング信州 [NHK]、報道ゲンバ Face [TSB]、abnステーション [ABN]、SBCニュースワイド [SBC]、みんなのニュース [NBS]) で放送されるとともに、翌日の新聞 (日刊工業新聞 [全国版]、信濃毎日新聞、読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞) にも掲載されました。

今回発表されたセパレーターは、ポリフッ化ビニリデン (PVDF) 製ナノファイバーとポリエチレンテレフタレート (PET) 製マイクロファイバーを複合化させた不織布でできており、ポリエチレンやポリプロピレンで作られた従来のセパレーターと比較して耐熱性がとても高く、強度やイオン透過性も大幅に向上しています。このPVDF-PET複合化素材の使用によってセパレーターを超薄膜化できるようになるので、リチウムイオン電池の小型化・高出力化・大容量化にも貢献します。電気自動車 (EV) や携帯電話における実用化が期待されます。