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山梨県富士工業技術センター (富士吉田市) と連携協定を締結

2017.02.21


信州大学繊維学部は2月20日、山梨県富士工業技術センター (富士吉田市) と連携協定を結びました。お互いに協力して、地域の産業振興、人材育成を目指します (2月20日付の信濃毎日新聞に記事掲載)。

写真は、連携協定に調印した下坂 繊維学部長 (右) と小俣 センター所長。




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繊維学部で開かれた協定書調印式で、下坂 誠 学部長と富士工業技術センターの小俣 芳久 所長が協定書に調印しました。協定書には、連携・協力事項として、共同研究、地域産業振興及び新産業創出、研究者の交流、教育・人材育成の推進と相互支援、研究施設・設備の相互利用、情報発信の相互支援と共同実施、などが定められました。富士工業技術センターによりますと、山梨県内には織物企業が約280社ありますが、ピーク時の昭和47年に約400億円あった出荷額は昨年90億円にまで減り、厳しい環境下にあるとのことです。しかし熱心な若手経営者も数多く、同センターは経営相談、技術指導などで関連企業を支援しています。繊維学部はこれまで、経済産業省の戦略的基盤技術高度化支援事業 (サポイン事業) などで同センターと協力、関連企業の支援を行っており、これらの実績を基に、センター側が連携協定締結を要請し、繊維学部がこれに応える形で協定書調印に至りました。調印式で小俣所長は「繊維学部の協力を得て新たな知見を取り入れ、研究員の実力を高め、地元企業の支援に生かしていきたい」、下坂学部長は「定期的に勉強会を開くなど、まずは双方の交流を深めたい。将来的には共同研究などで新しいものを生み出していきたい」と連携への期待を語りました。本学部が、地域の中小企業支援に大きな役割を果たしている公設試験場と連携協定を結ぶのは、2015年9月の群馬県繊維工業試験場 (桐生市) との連携協定に次いで2件目で、今後も全国各地にある繊維関連の公設試験場と連携し、産学連携施設 Fii (ファイバーイノベーション・インキュベーター) が中心になって中小企業の支援につなげていく方針です。

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