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松井秀介さん (D1) と渡邊拓巳さん (M2) が高分子ミクロスフェア討論会で学生発表賞を受賞

2016.11.29


大学院総合工学系研究科 生命機能・ファイバー工学専攻1年の松井 秀介さんと大学院理工学系研究科 化学・材料専攻 応用化学コース2年の渡邊 拓巳さん (いずれも鈴木 大介 研究室) が、11月7~9日に千葉大学で開催された第19回高分子ミクロスフェア討論会 (ホームページ) で学生発表賞を受賞しました。本討論会は、1980年に創設されて以来、高分子微粒子の合成・物性・分析・応用といった様々な分野の専門家を産官学から広く集めて2年に1回開催され、口頭発表形式で白熱した議論が展開されます。本年度は総勢212名が参加し、全27件の学生講演のうち最優秀発表賞2件と優秀発表賞2件が選出されました。優秀発表賞を受賞した松井さんの発表題目は「高速原子間力顕微鏡によるヒドロゲル微粒子の環境応答挙動とタンパク質吸脱着挙動のリアルタイム可視化」、最優秀発表賞を受賞した渡邊さんの発表題目は「固体状ナノ粒子の固定位置を制御した新規複合ゲル微粒子の創製」でした。


研究概要 (松井さん:写真左) :
水中の基板上におけるタンパク質を分子レベルかつリアルタイムで観察可能な高速原子間力顕微鏡を駆使することで、高分子ヒドロゲル微粒子に対するタンパク質の吸着挙動を直接可視化することに成功し、これまでの手法では評価が困難だった現象を明らかにしました。

研究概要 (渡邊さん:写真右) :
乳化重合を活用し、ゲル - 固体の階層型複合ゲル微粒子の創製に成功しました。本微粒子はコーティング剤や分子分離担体への応用が期待されます。
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