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機能高分子学課程 荒木 潤 准教授がセルロース学会賞奨励賞を受賞

2015.07.28

機能高分子学課程の荒木 潤 准教授が、7月9〜10日に北海道大学学術交流会館で開催されたセルロース学会第22回年次大会において「セルロース学会賞奨励賞」を授与されました。受賞タイトルは「セルロース・キチンナノウイスカーの表面修飾による分散安定化とナノコンポジット材料の創製」です。同賞は、セルロース及びその関連物質に関して独創的で優秀な研究を行い、さらに今後の発展が期待される若手会員を選考し、セルロース学会が表彰しています。

荒木准教授は、天然のセルロースおよびキチンに代表される高結晶性多糖類を酸加水分解して得られる「ナノウィスカー」と呼ばれるナノサイズの微細繊維の懸濁液を研究対象とし、様々な研究を展開してきました。とくに、化学修飾を用いてナノウィスカーの表面に種々の荷電基を導入したり、高分子鎖の末端をナノウィスカー表面に化学結合させたりすることによって、ナノウィスカー懸濁液の分散安定性を高める数々の手法を編み出しました。さらに、これらのナノウィスカーを補強材として用い、弾性率や強度を高めたヒドロゲルや一軸配向繊維など、種々の新規な複合材料の調製を報告しました。これら一連の研究成果が評価され、今回の受賞に至りました。

 

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左から2人目が荒木准教授。平成26年度セルロース学会賞の各賞受賞者リストはこちら