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信州大学、リーディング大学院国際フォーラムを開催

2014.03.19

 

信州大学は3月7日、博士課程教育リーディングプログラム「ファイバールネッサンスを先導するグローバルリーダーの養成」の国際ミニ・シンポジウムを東京都内のホテルで開いた。プログラム担当者の外国人研究者2氏が、それぞれの専門分野について講演。最先端の繊維研究の実態を紹介しながら、出席者全員に、充実したプログラムが実現できるよう努力を呼びかけた。

シンポジウム名は「ファイバールネッサンス信州フォーラム」で、繊維業界や信大関係者約50人が出席。濱田州博繊維学部長の開会あいさつに次いで、ドイツ・ドレスデン工科大学のショクリ・シェリフ教授が「多機能繊維を利用したマルチ資材デザインによる製品の軽量化」の演題で講演した。同教授は、大学の充実した研究設備を数多く示しながら、自動車、エネルギー、機械工学などの多分野にわたって、省力化、軽量化に向けて取り組んでいる様子を詳細に語った。続いて、中国・香港理工大学のジョン・シン教授が「機能性とスマートさの追求―完璧な繊維を求める終わりなき戦い」のテーマで、同大繊維服飾研究所で開発されたナノ技術や生物模倣技術をはじめとした新素材・新加工技術について解説。「繊維の機能性とスマートさを絶えず追求することで、衣服を身に着ける者に多大な利益を与えることができる」と強調した。プログラム責任者の高寺政行繊維学部教授が、プログラムのカリキュラムなどを概説、シンポジウムを終えた。

信大の同プログラムには、日本人5人、中国人3人の計8人の入学が予定されており、8人とも熱心に聴講した。日本人女子学生の一人は「講演は大きな刺激になった。正直、英語にも自信がないし、勉強にどう取り組むべきか不安もあったが、思い切ってやろうという意が固まった」と話していた。

 

 ドイツ・ドレスデン工科大学のショクリ・シェリフ教授

 

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 中国・香港理工大学のジョン・シン教授

 

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 入学が予定されているリーディンプログラムコース生

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