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田中 啓太さん (M2)、永井 美和さん (M1) が日本生体医工学会甲信越支部大会で優秀賞を受賞

2018.10.16


大学院総合理工学研究科 生命医工学専攻 生体医工学分野2年の田中 啓太さん (小林 俊一 研究室)、同分野1年の永井 美和さん (西川 敦・岩本 憲泰 研究室) が、10月13日に新潟大学五十嵐キャンパスにて開催された第38回日本生体医工学会甲信越支部大会において優秀賞を受賞しました。発表内容 (ブリーフプレゼンテーション2分とポスター発表60分)、予稿、質疑応答の3項目の総合評価 (審査員による投票) が高得点であった発表者1~2名に対してこの賞は贈られ、本年度は全発表演題18件のうち2件が同賞に選出されました。本学部所属研究室からの発表は全体の2件でしたが、その2件がダブル受賞となりました (写真左から、永井さん、田中さん、新潟大学・堀 潤一 大会長)。

受賞題目 :「ゴカイの遊泳時における動作解析」(田中さん)
研究概要 : 発表者が所属する研究室では、生物を規範とした全方向遊泳が可能な多リンク水中ロボットを開発しています。本研究ではゴカイの遊泳時の動作解析を行い、体の屈曲と体の左右にある「イボ足」の動作が遊泳速度に及ぼす影響について検討し、ロボットのさらなる高機能化のための知見を得ました。

受賞題目 :「平衡点仮説に基づく機能的電気刺激を用いた等尺性条件下におけるヒト手指関節運動のモデリングおよび評価実験」(永井さん)
研究概要 : 機能的電気刺激 (FES) は、中枢神経系の障害によって失われた生体機能を再建する電気刺激療法です。本研究では、ヒト中枢神経の運動戦略である平衡点仮説をFESに利用することで、簡単かつ直感的な入力による制御の可能性に着目しました。等尺性条件下における指先発生力を計測して手指関節運動のモデル化を行い、評価実験を通してモデルの出力の妥当性を検証しました。

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