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K. M. Qamarさん (D2)・大澤 吉弘さん (M1) がNANOFIBER2018でBest Poster Awardを受賞

2018.06.14


大学院総合工学系研究科 生命機能・ファイバー工学専攻 (博士課程) 2年のKhan Muhammad Qamarさん (金 翼水 研究室) が、6月7・8日に東京ビックサイトで行われた第5回国際ナノファイバーシンポジウム2018 (NANOFIBER2018) においてBest Poster Awardを受賞しました。Qamarさんの受賞演題名は「The development of implantable axon by nanocomposites of polyvinylpyrolidone incorporated gold nanoparticle (PVP/Au) via electrospinning」です (ポスター発表をした14名中2名が受賞)。

研究概要 : 神経細胞の軸索を人工的に作製する方法として、ナノファイバーによってチューブを構成して用いるというアイデアがあります。そこで本研究では、金 (Au) のナノ粒子を混入したポリビニルピロリドン (PVP) をエレクトロスピニング法により、直径が約200 nm程度のナノファイバーチューブを作製しました。このPVP/Auナノファイバーチューブの形態と電気的な性能との関係について、X線分光器と赤外分光光度計を用いた計測、電子顕微鏡観察、X線回折、ならびに材料試験によって検討しました。


(2018.06.26.追記)

大学院総合理工学研究科 繊維学専攻 (修士課程) 1年の大澤 吉弘さん (吉田 裕安材 研究室) が、NANOFIBER2018においてBest Poster Awardを受賞しました。大澤さんの受賞演題名は「Insolubilization of cyclodextrin nonwovens by diisocyanate crosslinker」です。

研究概要 : 近年、従来の繊維科学の概念とは全く異なる "低分子を用いた紡糸技術" が注目を集めていますが、ファイバー構成分子が低分子である故に溶媒安定性や強度に課題がありました。本発表では、新たな試みとして、作製した低分子ファイバー材料に対する後架橋法を提案し、適切な条件下において不溶化が可能であることを見出しました。


写真は左から、谷岡 明彦 シンポジウム実行委員長、Qamarさん、濱田 州博 信州大学長、大澤さん。

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