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信州大学工学部 電子情報システム工学科

冨田 孝幸

Observation Technology for Cosmic-ray : 宇宙線観測を、工学的に、推進する!

超高エネルギー宇宙線の観測施設。アメリカ(ユタ州)の砂漠に粒子検出器(500台)と大型望遠鏡(38台)を設置している。

超高エネルギー宇宙線の観測施設。アメリカ(ユタ州)の砂漠に粒子検出器(500台)と大型望遠鏡(38台)を設置している。

冨田研では齊藤研(信州大学)や椎名研(千葉大)と合同で夏合宿を行います。普段の研究成果を発表する1つの機会です。

冨田研では齊藤研(信州大学)や椎名研(千葉大)と合同で夏合宿を行います。普段の研究成果を発表する1つの機会です。

冨田研究室では、宇宙から飛来する放射線である宇宙線を観測するための国際共同実験に参加しています。宇宙線の中でも極めて高いエネルギーを持った『超高エネルギー宇宙線』を対象としています。超高エネルギー宇宙線は山手線ほどの面積ですら年に1個程度しか飛来しません。そこで、その貴重なイベントを確実に捉えて解析するためには、正確な観測装置・観測支援装置や解析が必要となります。我々は工学的な発想を武器に様々な装置やその解析手法を開発し、宇宙線による新しい天文学を目指しています。

研究から広がる未来

通常の宇宙線は銀河の磁場の影響を受けて経路が曲げられてしまい、どこから来たのか分からなくなってしまします。しかし、超高エネルギー宇宙線の場合は、銀河磁場中でも直進できるほどのエネルギーを持っているため、起源天体の解明が期待できます。 冨田研究室では、望遠鏡の開発や画像処理など工学部で学ぶことを基礎として“工学的なアプローチでより正確な超高エネルギー宇宙線観測の実現”が研究目標です。

卒業後の未来像

超高エネルギー宇宙線の研究では、多くの人が関わって推進されています。国内外の研究者や技術者と議論や交流を頻繁に行うなかで、工学の知識のみならず理学的な知識も獲得できます。また、国際共同実験のため文化や優先事項などの違いを体感することもあると思います。このような体験が社会へ出た際には活かされます。

プロフィール

理化学研究所 特別研究員、を経て、2014年より現職。研究分野は較正技術・レーザーセンシング。特に、宇宙線観測実験における検出器や観測環境の評価装置など宇宙物理実験に使用する装置の開発をしています。

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オフィスアワー 部屋:3F 312室

原則として、毎日います。ただし、出張の場合もありますのでメールで確認をとってください。