社会基盤研究センター
2017. 03.29
- 研究活動
- 附置研究センター
(1)目的
信州大学に設置された社会基盤研究センターは、「航空宇宙システム」「次世代医療」「食農産業イノベーション」「菌類・微生物ダイナミズム創発」「社会基盤」の5分野からなる「次代クラスター研究センター」のひとつです。
これまで私たちが作り出してきた社会基盤は、交通や情報システム、エネルギーや資源の採掘から利用までのサプライチェーン、そして、医療をはじめとする公共制度まで多岐にわたります。
しかし、これらの対象は既存の研究分野によって独立して研究が進められてきたため、統合した研究が組織されてきませんでした。
社会基盤研究センターでは、長野県を中心とする医療、消費、交通、環境などの社会基盤データの構築を推進します。そして、個人情報が含まれるデータの収集や利用に関する法的な基盤を用意します。さらに、ワークステーションを用いた大規模情報システムを構築することでビッグデータを用いた研究を推進します。
(2)研究テーマ
社会基盤研究センターの研究テーマは以下のとおりです。
研究1 | 社会基盤ビッグデータ集積地の形成 |
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研究2 | 資源・エネルギーのサプライチェーンネットワーク分析 |
研究3 | エシカル・コンシューマリズム(倫理にかなった消費)の浸透による社会的なブランド価値の創出〜次代の消費社会創出に向けた行動変容の実践的研究 |
研究4 | ビッグデータ利用法制に関する研究 |
(3)研究スタッフ
センター長 | 丸橋昌太郎(刑事法:社会科学系) |
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研究1 | 増原宏明(医療経済学:社会科学系) 大野太郎(公共経済学:社会科学系) 橋本彩(租税法:社会科学系) |
研究2 | 金本圭一朗(環境経済学:社会科学系) 矢部竜太(計量経済学:社会科学系) |
研究3 | 岡本卓也(社会心理学:人文科学系) 島田英昭(認知心理学:教育学系) 林靖人(感性情報学:総合人間科学系) 兼元美友(法と言語学:総合人間科学系) |
研究4 | 大江裕幸(行政法:社会科学系) 山代忠邦(民法:社会科学系) 寺前慎太郎(会社法:社会科学系) 丸橋昌太郎 |