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やまだ けんぞう

山田 健三

日本語学 教授

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学部長室から

【学部長室から】2018-2-27 信州大学人文学部とレーゲンスブルク大学言語コミュニケーションセンターとの交流協定(挨拶)

信州大学人文学部長の...

頂戴したレーゲンスブルク大学の周年事業記念品

山田と申します。
 本日、ここに、信州大学人文学部とレーゲンスブルク大学言語コミュニケーションセンター(ZSK)との交流協定が結ばれましたことにつき、一言、信州大学人文学部を代表してご挨拶申し上げます。まずは、松本の地までお越しいただきましたトーマス・シュタール先生に深く感謝申し上げます。
 さて、信州大学人文学部は、その前身である旧制松本高等学校設立から来年2019年に100周年を、また信州大学設立から70周年を迎えます。期せずして、その記念すべきアニヴァーサリー・イヤーの前年にレーゲンスブルク大学言語コミュニケーションセンターとの交流協定が結ばれましたことは、我々にとって、プレ・イベントともなる大きな喜びであります。

ところで、主として経済市場の実利面から、....

レーゲンスブルク大学の周年記念誌の贈呈

グローバルの時代といわれて久しいのですが、我々人文学(人の営みのガクモン)を大事に考える者からは、そういった価値観とは別の意味合いで「グローバル」ということを大事にしたいと思います。現在言われるグローバルに不安を抱く人々も少なくないのは、そこに「同一化という、凸凹のない表面に単色での上塗り」というイメージが生じるからではないでしょうか。世には、抗しきれないものとして「ツルツルの単色上塗り」を是認、または推奨する向きも確かにあります。しかし「グローバル視点」を大事にする、ということは「ローカル視点」を同時に大事にする、ということだと私は考えます。両者は相対的な概念で、一方だけで成り立つものではありません。両者を合一化した「グローカル」という語が生まれた背景もそこにあるでしょう。我々の住むグローブ(地球)が一つであることを理解するためには、むしろ異なる言語や文化を有する人々や国と繋がっているという視点が大事であるように思います。グローブ(地球)が単色のボールであるよりも、多彩に彩られ、また表面ものっぺりとしたものではなく、凸凹のあるボールの方が、そこを移動する楽しみもあるというものです。(凸凹こそが多彩な文化を産んでいるともいえましょう。)その楽しみを、今回我々はレーゲンスブルク大学言語コミュニケーションセンターとの交流協定という形で一つ増やすことができました。

最後になりましたが、....

周年記念誌におけるZSK(言語コミュニケーションセンター)の記事

改めてトーマス・シュタール先生に感謝申し上げるとともに、交流協定締結にご尽力いただきました、国際交流委員長の野津先生、また実際の交渉役をしていただいた磯部先生に感謝申し上げます。
 また、メディアの方々も含め、本日の調印式にお集まりいただいた皆さまにも深く感謝申し上げます。信州大学人文学部の学生のドイツ語研修という教育交流を契機に、レーゲンスブルク大学との関係が更なる教育・研究交流に発展することを祈念し、私の挨拶に代えさせていただきたいと存じます。
 本日は誠にありがとうございました。
(※当日用意した挨拶原稿に若干の加筆訂正をしたものを掲載しました。)

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