教員紹介

やまだ けんぞう

山田 健三

日本語学 教授

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学部長室から

【学部長室から】学生街というパレット

(2017年度銀嶺祭パンフレット挨拶文)

荻上悦子著(2008)『春寂寥:旧制松本高等学校人物誌』長野日報社(全724頁の大著)

 大学生が多くの時間を過ごす大学を中心とする街は、学生を様々な点で刺激・支援するように街が形成されていきます。古本屋しかり、カフェしかり、美術館しかり、下宿しかり、…。松本市は観光都市でもありますが、日本を牽引してきた智者の多くを産み出した旧制松本高等学校からの伝統が根付く学生街を有する都市でもあります。松本が「学都」とされる所以です。旧制松本高等学校(1919~1950)は信州大学の前身です。
 さて、2017年の銀嶺祭のテーマは「パレット」。そして、その意味するところは「十人十色、それぞれの色で銀嶺祭を飾りましょう!」とのこと。「十人十色」という言葉は、どちらかというと個々人の差異を強調した意味で用いられることが多く、通常そこに「調和」という意味合いは見出せません。しかし銀嶺祭というパレットに個々の色をのせ、それらを調合することで、「新たな色」が生まれることを期待しての「パレット」というテーマ設定、むしろそちらに主眼があると私は理解しました。
 大学生であること、大学のある街で生活できていることを十二分に楽しみ、是非とも地元市民の方々とも交流し、銀嶺祭で調合された「新たな色(イノベーション)」が、銀嶺を背景に松本の学生街を更に輝かせてくれることを強く願っています。

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