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かない ただし

金井 直

芸術コミュニケーション 教授

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白川昌生・小田原のどか「彫刻の問題」

古来、彫刻の多くはモニュメントであった。あるいはその一部であった。そうではなくともモニュメンタルであった。彫刻という造形言語が絵画との対比において確立する時期、モニュメントとしての彫刻もまた地に溢れる。近代彫刻史とはその一面においてモニュメントの歴史である。 白川昌生と小田原のどかもまた、モニュメントに関わる。しかし、モニュメントをつくるのではない。むしろモニュメントについて、つくる。 彼らの試みるモニュメントについての彫刻は、一種のメタ彫刻として、私たちの彫刻に関する理解や観念を問い直すだろう。また、その剥き出しの姿は、彫刻を素材によるかたちの実現とみなす伝統的・近代的な観念、あるいは素材・形式・内容の美学的トリニティとも相容れないものだろう。彼らにとって、彫刻とはむしろ素材materialを問題matterへと変換する開かれた所作ではないか。絵画の対立項でも、立体表現の呼称でもない、ひとつの所作としての彫刻。その可能性について、二人の作品を通して考えたい。 日時:2016年9月28日(水)-10月10日(月・祝)、10月3日(月)休み 12:00-19:00(ただし初日は17:00から、最終日は15:00まで) 場所:愛知県立芸術大学 サテライトギャラリー 入場無料 主催:信州大学人文学部芸術コミュニケーション分野 共催:愛知県立芸術大学 協力:科学研究費(基盤研究費A)「現代美術の保存と修復」 関連企画=オープニングトーク「彫刻の問題」 ゲスト:小田原のどか、白川昌生(出品作家) 進行:金井直(本展企画者、信州大学人文学部准教授) 日時:9月28日(水)17:30-19:00 場所:愛知県立芸術大学 サテライトギャラリー 参加無料

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