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いいおか しろう

飯岡 詩朗

英米文学 准教授

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授業関連 映画史入門

はじめての映画史入門

2007年度前期から共通教育の教養科目(講義形式)で「映画史入門」という授業を開講することになった。今日(4月13日2限)がその授業の第1回目だった。

 

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信州大学人文学部に着任した年から、学部の専門科目として(アメリカ)映画史の授業は開講していたのだが、共通教育の授業としてははじめてである。(総合大学でありながら映画史の授業が無いことを、当初から心苦しくは思っていたのだが、諸般の事情によりかなわなかったのだ。)

 

ほかに類似した授業もないためある程度の人数は集まるだろうが、下に載せたシラバスでもわかるように、(あえて)メインで扱う作品をサイレント期にしぼったため、100人を超える程度だろうと想定したいたのだが、ふたを開けてみれば、教室の収容人数を上回る約220名が最初の授業にやってきていた。(※この人数は、もちろん、とりわけ大都市部の私立大学の講義形式の受講者数としては多くないのだが、信州大学松本キャンパスの共通教育の教室では、一番大きな教室でも収容人数は300である。)

 

まだ来週の火曜日までは、いわば「お試し期間」のため、来週金曜日の第2回のときには何人になっているかはわからない。現代のものも含めトーキー化以後の作品にも触れては行く予定だが、あくまでメインとしてはサイレント映画しか扱わないので、学期末まで残るのは多くて150人くらいだろうか。

 

多くが1988年生まれ(つまり、日本で家庭用VCRが広く普及して以後に生まれた)の受講生たちは、これまで見たこともない種類の映画に、はじめは戸惑うだろうし、退屈すらするかもしれない。けれども、一度慣れてしまえば、(伴奏はのぞくとしても)音などなくても楽しめるようになるだろうし、さらには、現代の映画の見方すら変わって来るだろう。

 

ちなみに、今日はこれから見ていく映画の予告編として、エジソン社の最初期の映画数本(「くしゃみの記録」「怪力男サンドウ」など)とリュミエールの最初期の映画数本(「工場の出口」「水をかけられた水撒き夫」など)と、講義の終盤に再登場することになるはずの、バスターキートンの『カメラマン』(1928年) の一部を見せたのだが、とくに『カメラマン』への反応は上々だった。(もちろん、キートンの面白さがわからない、などということは、いつの時代であってもありえないし、あってはならないのだが。)

 

来週からはいよいよ本格的に講義開始である。

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