教員紹介

いいおか しろう

飯岡 詩朗

英米文学 准教授

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シラバス 授業関連 英米文化講読(2007-)

シラバス:英米文化講読Ⅸ[2007年度]

【講義期間】前期
【曜日・時限】金曜・3時限
【授業形態】演習
【授業のねらい】
小津安二郎の代表作『東京物語』(1953年)について書かれた英語圏の論文を精読しながら、作品研究の論文の読み方、書き方を修得することをねらいとします。
同時に、『東京物語』をめぐる日本語における議論と英語圏における議論を比較しながら、英語圏の観客、批評家、映画研究者が、小津安二郎や『東京物語』に何を見ようとしたのかを考えていきます。

 

kodoku_ix.jpg【授業の概要】
毎回担当者を決め、論文を精読していきます。
担当者は、単に論文を精確に読み解くだけでなく、書き手がどのように議論を組み立てているのかを批判的に分析し、問題提起をしてもらいます。
その問題提起を受けてディスカッションを行います。

 

【授業計画】
以下のスケジュールを予定しています。(変更することもあります。)

第1週:ガイダンス
第2-3週:David Desser. "Intoroduction: A Filmmaker for All Seasons."
第4-5週:Arthur Nolletti, Jr. "Ozu's Tokyo Story and 'Recasting' of McCarery's Make Way for Tomorrow."
第6-7週:Linda C. Ehrlich. "Travel Toward and Away: Furusato and Journey in Tokyo Story."
第8-9週:Darrell William Davis. "Ozu's Mother."
第10-11週:Kathe Geist. "Buddhism in Tokyo Story."
第12-14週:小津安二郎研究の現在
第15週:まとめ

【成績評価の方法】
毎回の発表・報告とディスカッションへの参加の度合いなどで総合的に評価します。

【履修上の注意】
初回に授業の進め方を説明しますので、履修希望者は初回の授業にかならず出席してください。
発表・報告担当者以外も毎回の予習が必須なのは言うまでもありませんが、授業内で自分の考えを述べられるように、参考文献なども積極的に読み進めてください。
授業内で作品をまるまる鑑賞するようなことはしませんので、授業時間外でかならず繰り返し鑑賞してください。
授業時間外に『東京物語』以外の小津作品をできるだけ多く鑑賞するよう努力してください。

【教科書】
David Desser, ed. Ozu's Tokyo Story. (Cambridge University Press,1997)
北野圭介『日本映画はアメリカでどう観られてきたか』(平凡社, 2005年)

【参考書】
千葉伸夫『小津安二郎と20世紀』(国書刊行会, 2003年)
デヴィッド・ボードウェル『小津安二郎 映画の詩学』(青土社, 2003年)
浜野保樹『小津安二郎』(岩波書店, 1993年)
蓮實重彦『監督小津安二郎 増補決定版』(筑摩書房, 2003年)
蓮實重彦・山根貞男・吉田喜重編著『国際シンポジウム 小津安二郎生誕100年記念 「OZU 2003」の記録』(朝日新聞社, 2004年)
前田英樹『小津安二郎の家 持続と浸透』(書肆山田, 1993年)
ドナルド・リチー『小津安二郎の美学 映画のなかの日本』(社会思想社, 1993年)
佐藤忠男『完本 小津安二郎の芸術』(朝日新聞社, 2000年)
ポール・シュレイダー『聖なる映画 小津/ブレッソン/ドライヤー』(フィルムアート社, 1981年)
田中眞澄『小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』(みすず書房, 2002年)
吉田喜重『小津安二郎の反映画』(岩波書店, 1998年)

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