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いいおか しろう

飯岡 詩朗

英米文学 准教授

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コミュニティシネマ

「サロンパス」という名の映画館

「サロンパス」という名の付いた映画館が12月にも誕生する。 東京・有楽町のマリオン内の映画館「丸の内ルーブル」を運営する興行主から、久光製薬が命名権を獲得し、12月10日には「サロンパス ルーブル丸の内」に名前が変わるのだ。宮城球場がフルキャスト・スタジアム宮城になったりと、野球場などでは増えてはきているが、日本の映画館としてはは じめてだという(日本以外で前例があるのかは寡聞にして知らない)。
久光製薬は「若者ら、より多くの消費者に向けて、サロンパスのブランドイメージ向上をはかりたい」ということらしいのだが、むしろ逆効果のような気もす る。(まぁ、そもそも「ルーブル」というのも「?」ではあるのだが。)先例がないので、いまニュースとしての価値はあるのだろうが。いずれにせよ、正式名 称ならば、たとえば『ぴあ』や『東京ウォーカー』には毎週「サロンパス ルーブル丸の内」という名が載るのだろう。やれやれ。
有楽町や銀座周辺では「銀座シネパトス」あたりが続きそうだが(勝手な想像)、ブランド名次第で逆効果のような気がしたりするのか、そうではないのか? たとえば、「ベビースター 銀座シネパトス」はどうか? 「スターバックス 銀座シネパトス」ならどうか?
いずれにしても、今回の久光製薬による命名権の獲得は、いわゆる「メセナ」活動とは違うのだろう。「メセナ」でないとしても、地方都市の映画館が命名権 を売ることで閉館を免れることができるのならば(現実はそんな単純ではないだろうが)、生き残りのための選択肢としてはあり得るとは思うのだが、有楽町や 銀座ならともかく、地方都市の映画館では命名権を売りに出してもきっと買い手はつかない。(「名士」が個人で買ったりして?)

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