教員紹介

いいおか しろう

飯岡 詩朗

英米文学 准教授

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シラバス 授業関連 英米映像言語文化関係論

シラバス:英米映像言語文化関係論(後期)[2004年度]

【開講期】後期
【対象学生】2〜4年次生
【曜日・時限】木・2

【授業のねらい】
アメリカ映画を中心に映画史を概観するとともに、映画を「見る/読む」方法の基礎を学びます。

【授業の概要】
映画の歴史は、単に芸術史としてだけでなく、社会史、経済史、技術史として多角的にとらえなければなりません。以上をふまえ、作品の抜粋を見ながら、アメリカ映画を中心に映画の歴史を講義します。
また、既存のアメリカ映画史では触れられることの少ない「ハリウッド映画」以外の映画(レイス・ムーヴィー、ドキュメンタリー映画、官製プロパガンダ映画等)も取り上げます。
アメリカの白人=マジョリティの視点から書かれてきた映画史を、マイノリティ(黒人、ネイティヴ・アメリカン、アジア系、ユダヤ系等)の視点を導入しながら、再考します。
適宜、イギリスをはじめ他国の映画史についても言及します。
前期は、1945年(第二次世界大戦終結)以降を扱います(予定)。

【成績評価の方法】
出席と、小レポートおよび試験によって評価します。

【履修上の注意】
初回にくわしい計画表を配布するとともに、授業の進め方を説明しますので、履修希望者は初回の授業にかならず出席するしてください。前期の「英米映像言語関係論」を履修しているのが望ましいです。

【授業計画】
以下の構成を予定している。

第1週 1945年までのアメリカ映画──前期のまとめ
第2週 戦後と社会問題映画(1)──「フィルム・ノワール」と女性の表象
第3週 戦後と社会問題映画(2)──人種問題映画の隆盛
第4週 崩壊するハリウッド(1)──赤狩りとスタジオ・システムの崩壊
第5週 崩壊するハリウッド(2)──アメリカ民主主義のプロパガンダ
第6週 崩壊するハリウッド(3)──郊外化とテレヴィの普及
第7週 「古典的ハリウッド映画」の終わり(1)──プロダクション・コードの廃棄
第8週 「古典的ハリウッド映画」の終わり(2)──「ニュー・アメリカン・シネマ」の登場
第9週 ヴェトナム戦争とアメリカ映画
第10週 ブラックスプロイテーション映画の隆盛
第11週 巨大メディア産業の中のアメリカ映画
第12週 多文化主義時代のアメリカ映画
第13週 グローバル化と「アメリカ映画」の終わり?
第14週 予備日
第15週 試験日

【教科書】
・北野圭介『ハリウッド100年史講義 夢の工場から夢の王国へ』平凡社新書.
【参考書】
・ロバート・スクラー『アメリカ映画の文化史 映画がつくったアメリカ』[上下巻]講談社学芸文庫.
・蓮實重彦『ハリウッド映画史講義』筑摩書房.
その他、授業で紹介します。また必要に応じてプリントを配布します。

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