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はやさか としひろ

早坂 俊廣

哲学・思想論 教授

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中国関係

杭州便りその18

上海・豫園(辰年ということで)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

聖誕節、元旦節、そして春節

杭州中山北路沿いの天主教堂

さて、昨年末からの町の雰囲気を紹介いたしますと、以前に比べて、クリスマス(「聖誕節」)も新暦の正月(「元旦節」)もそれなりに祝われるようになったようです。「中国で<聖>と言えば、孔子だろうが!」というツッコミを胸に抱いていたのは私だけのようで、「聖誕節」には髭のおじさんの絵が(妙にリアルな造形で、お尻をふりふりする人形も)店先に多く飾られておりました。ちなみに、孔子の誕生日には杭州の孔子廟でもお祝いがあったようです。恥ずかしながら私は孔子がいつ生まれたのか知らず、テレビニュースで見て初めて知りました…。しかも、それが数ヶ月前の話だったという記憶しか残っていません…。ツッコミを入れる資格などありませんね。

慶祝元旦(でも大晦日に撮影)

2007年2月19日に、このブログで「中国は二度寂しい」という文章を書きました。新暦の年末年始は周りが盛り上がらず、旧暦のそれでは周りの盛り上がりに着いていけなくて、それを「二度寂しい」と表現したのですが、ここ最近は新暦でもそれなりに盛り上がり、バーゲンセールも、お祝いの飾り物もされていました。日本で紅白歌合戦をやっている頃合いに、中国でも特番で歌唱ショーが放送されていました。私が見た中央電視台の番組には、小野リサさんも出演していました(中国映画の主題歌を歌ったとかで、こちらでも大変人気があり、喫茶店のBGMでよく流れています)。  ただ、やはり何と言っても、中国の方々にとって一年の最大行事は「春節」、つまり旧暦の年末年始のようです。春節の時期に地元に帰って家族と一緒に年越し(「過年」)することは至上の課題のようで、12月辺りから、春節の時期に民族大移動が行われる中どうやって鉄道やバスの切符を購入するか、つまり「春運」の問題がずっとメディアで報じられています。インターネットで鉄道の切符の予約が可能になったのですが、民族大移動の大半を占める「農民工」(出稼ぎ労働者)にとってそれは全く無縁の世界であり、結局、切符売り場に並んで購入する方が多くいるようです。私も、中国に遊びに来る妻と娘を上海で出迎えるため、元旦に杭州駅に行ったのですが、切符売り場は大混雑でした。大部分は当日の利用ではなく、早めに春節の帰省をするために事前に切符を買いに来ていた方々でした。春運の時期は全ての切符の購入に身分証明書の提示が必要なのですが(ダフ屋対策?)、それを知らずに来ている人も多く、列がなかなか進みませんでした。  なお、2012年の春節は、近年では一番早く、1月23日が旧暦の元日です。春節が早く来るということは、9月に始まった「秋冬学期」が早く終わるということであり、「今学期は、いつもに比べて短い」と知り合いの大学の先生も言っていました。日本では考えられない話ですが、「春夏学期」がそのぶん長くなるので、問題はないようです。

上海豫園横の城隍廟にて

話が長くなりましたが、今年一年が皆様にとってよい年になるよう、杭州より祈っております。特に、明日が締め切りですので、最後の追い込み(追い込まれ?)をしている卒業論文提出予定者たちに幸多からんことを! ← 写真をクリックすると、何かご利益があるかも知れません。

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