よくある質問

【芸術コミュニケーション分野】よくある質問

Q.音楽(理論・実技)、ダンス(理論・実技)、美術(歴史・批評)をすべて勉強すべきでしょうか。 A.はい。もちろん、どれかひとつに強い関心があって、その他はどうも…という人もいると思いますが、すべてを学び、はじめて類比的に見えてくることがあります(人文知)。また、今日の芸術シーンは三者を複合的に捉えることも多いので(実践知)、狭い関心の枠に留まらず、経験の有無や巧拙にこだわらず、授業を通して自分の可能性を広げてみてください。 Q.ワークショップ演習とはなんですか。 A.じっさいに舞台や展覧会、イベントを、学外で開催する演習です。受講生には狭義の表現行為のみならず、企画・運営のすべてが任されます。毎年継続的に松本市内の文化施設等で開催することで、通常の発表会を越えた、都市の文化的コンテンツとしての成熟を目指しています。 Q.必要な(役に立つ)外国語はありますか。 A.演習によっては英語文献の精読を求めることがあります。また、世界の芸術シーンについて情報を集めたり、国外のアーティストと交流するうえでも英語は欠かせません。しかし、英語万能ではありません。あなた自身の得意な外国語を活かして、英語圏以外の芸術についても見聞を広めてくれればと思います。なお、卒論指導に際して対応可能な外国語は、ヒンドゥー語、ドイツ語、フランス語、イタリア語です。 Q.芸術コミュニケーション分野で学ぶことで、どんな力がつくのでしょう。 A.もちろん芸術について詳しくなりますが、より大切なのは、未知のもの、他者への関心を絶やさない態度だと思います。「わたし」を支え、「わたしたち」を活かすコミュニケーションの核心もここにあります。先輩のなかには、脚本や写真のプロもいますし、美術館や芸術館で働く人もいますが、ほかにもマスコミや観光、教育の現場で活躍している人がいます。いずれにしても、当分野で体得したコミュニケーション力が活きているはずです。

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