3月10日(土)地域ブランド研究会研究大会 2012 in 安曇野
12年02月16日
農産物直売所は、農商工連携や6次産業化による農業振興の基点の一つとして位置付けられ、農村景観とも密接に関係するため、今後の地域づくりにおける鍵を握っているとも言えます。
午前の部では、皆さんと一緒に、農産物や情報、さらには地域内外の「人財」の結節点となっている『直売所から地域づくり』を考えたいと思います。
そのため、信州大学産学官連携推進本部地域ブランド分野が中心となり、二年度に渡って実施してきた地域人材の育成事業「信州直売所学校」の平成23年度修了式を研究大会と合同で開催し、公開の場で修了生による活動事例報告を行います。これによって、昔ながらの農村風景を守りながらも、地域がさらに発展するための新たな連携や地域活動等について考察を深めたいと思います。
日時:3月10日(土)
- 午前の部:10:00~12:00
- 午後の部:13:00~16:30
場所:安曇野市豊科交流学習センター「きぼう」多目的ホール
午前の部
『直売所が地域を創る』信州直売所学校第2期修了生による活動事例報告会
- 信州直売所学校Vol.2修了式
- 修了生による活動事例報告
- 依田守正
~よそ者だからこそ~都会から山間集落に移住した小さなジャム屋さん - 一志千春
山間部に立地する直売所『現在と未来』私の目指す直売所と地域のあり方 - 奥田悠史
信州から発信!若い世代の志を紡ぐ新たな若者ネットワークの構築を目指して - 田中裕子
私の目指す信州の農商工連携~6次産業化プランナーとして~ - 柏木克之
先進事例『農福連携』の取り組み~新たな連携で目指すもの~
午後の部
安曇野ブランドと安曇野景観を考える
安曇野市は景観行政団体となり、昨年4月に景観条例を施行しました。今後、安曇野の景観保全、景観形成を、市民主導で進めてゆくことが課題となります。さらに、水の間題も大きな社会的問題となりつつあり、今回のパネル・ディスカッションでは、景観と水の問題を取り上げて、研究者と市民で論じていきたいとおもいます。
研究報告「安曇野ブランドの形成と発展」
- 旅行ガイドブックにみる安曇野
金子直樹(関西学院大学文学部非常勤講師) - 『おひさま』の舞台・ロケ地としての取り組み
曽根原悦二(安曇野市ブランド推進室) - 安曇野という地域名称と安曇野の地域イメージ
村山研一(信州大学人文学部)
パネルディスカッション
「安曇野景観と安曇野の水を守る」
【話題提供】安曇野市の景観条例と景観計画
井口寿彦(安曇野市役所建築住宅課建築景観係)
コーディネーター
渡邊勉(関西学院大学)
パネリスト
村山研一(信州大学人文学部)…安曇野景観と水をめぐる問題
中野康人(関西学院大学社会学部教授)…安曇野景観を市民はどうとらえているのか
等々力秀和(安曇野案内人倶楽部)…安曇野景観条例をめぐって
上條和男((有)就一郎漬本舗代表取締役)…水の郷、水の危機
お問い合わせ先
地域ブランド研究会事務局 信州大学人文学部地域連携オフィス内
- 〒390-8621松本市旭3丁目1-1
- TEL:0263-37-3393
- FAX:37-2235
産学官連携推進本部地域ブランドオフィス
- TEL:0263-37-2075
- branding@shinshu-u.ac.jp
