東北地方太平洋沖震災等における心と体の健康相談について
11年03月22日
このたびの震災により、大きなショック、悲しみ、不安を感じている方もいるのではないかと思います。
大きな災害のあとには、心の動揺から気持ちや体に大きな変化をもたらすことがあります。
具体的には下記のような状態になることがあります。
1. 震災のことを話さずにいられない気持ちになる
2. 逆に震災の話題を避けたい
3. やる気のある状態がずっと続いている
4. テレビやネットの情報から離れられない
5. ひとりになるのが怖い
6. 危険に対して不安で仕方ない
7. 気持ちが落ち込んでいる
8. ぼーっとしてしまう
9. 体調コントロールが難しい(睡眠不足や食欲低下、過度の節制をしてしまうなど)
10. 自分が元気に暮らせていることを責める
11. みんなとの関わりを避け孤立する
これは多くの場合、災害のショックによるものです。
時間が経てば落ち着いていくこともありますが、いったん心の整理がついても、しばらくしてからこういった変化が現れる人もいます。
心や体の調子が優れないときは、ひとりで悩まず相談に来てください。また周りの人に心配な様子が見られたときには、相談をすすめてください。
お待ちしています。
【連絡先】信州大学 総合健康安全センター
TEL 0263-37-2157(受付時間は,8:30~17:00までです。)
