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信州大学東京同窓会を開催いたしました。 2月2日(土) 於:アルカディア市ヶ谷

08年02月13日

東京同窓会

【 信州大学東京同窓会を開催 】

2月2日(土)に東京のアルカディア市ヶ谷において東京同窓会を開催しました。

同窓会組織は学部ごとに独自の活動を行っていますが、それぞれの同窓会相互の交流及び親睦を図り、各同窓会を繋ぐ目的で「信州大学同窓会連合会」が平成16年に発足しています。この「東京同窓会」は、今から15年ほど前に文理学部出身者が東京地域在住者を中心とした同窓会を開催したのがきっかけで始まり、平成15年からは全学部出身を対象とした、各学部の枠を超えた同窓会へと発展しており、今回で6回目の開催となりました。

通算で15回目となった本年は、約90名が出席して開催されましたが、うれしいことにそのうち文理学部OBでない方が40名ほど出席して下さり、名実ともに学部を超えた全学の同窓会となっています。

冒頭に駐日モンゴル大使であるレンツェンドー・ジグジット氏(昭和60年繊維学部卒)による基調講演が行われました。「モンゴルと日本」と題して、以前は近くて遠い国とされてきたが、最近は大相撲などのスポーツ交流をはじめ、成田-ウランバートル間の直行便が毎日運行しているなど近くて近い国になったとのお話がありました。モンゴルは18年前から市場経済を導入し、近年急速に経済が発展してきているが、一方で地球温暖化による国土の砂漠化など環境問題も深刻になっているとの紹介があり、出席者はモンゴルの市民の暮らしや社会情勢に興味深く耳を傾けていました。

続いて、小宮山淳学長より、「信州大学の現況と将来への取組」と題して、現在信州大学が取組んでいる主な事例の紹介がありました。また、法人化して4年が過ぎようとしており大学の中期目標、中期計画について実績を求められる時期にきているため、その目標達成状況についての報告がありました。また、来年6月に大学創立60周年記念事業を予定していることの御案内と御来学のお誘いもさせていただきました。

その後、引き続き懇親会が行われました。根建恭典東京同窓会代表による開会の辞のあと白井汪芳理事、伊藤建夫理学部長、平井利博繊維学部長の挨拶があり、森淳理学部同窓会長の乾杯で懇親会がスタートしました。年に1度の同窓会を楽しみにしている方も多く、無事を確認しあったり、近況を報告し合ったりしました。また、数年ぶりに顔を合わせる仲間や先輩、後輩らと情報交換をしたり昔話に花を咲かせたりして和やかに杯を交わしました。また、余興では野田裕子さん(松本市在住)による二胡(にこ)による演奏が行われ、普段あまり耳にすることがない美しい調べを聴きながら楽しいひとときを過ごしました。

出席者全員によるビンゴゲーム大会や信濃の国の斉唱を行い、窪田貞喜信州大学同窓会連合会役員会代表の中締めの挨拶に続き、新井正明農学部同窓会東京支部長の閉会の辞により閉幕しました。出席者は来年もこの会で再会することを誓って会場を後にしました。
来年も、より多くのOBの方のご出席をお待ちしています。