記念事業

市民公開講座

日時: 2019年6月1日(土) 10:00~12:00
場所: まつもと市民芸術館主ホール
主催: 信州大学創立70周年・旧制松本高等学校100周年記念事業実施委員会

テーマ『健康な暮らしに必要なこと』

第1部 10:00~11:00
健康な暮らしにつながる、信州大学の地域と連携した取り組み
座長:信州大学医学部長
講師:
1 栗田 浩 信州大学医学部医学科 教授
 ○歯の健康と全身の健康(仮題)
2 伊澤 淳 信州大学医学部保健学科 教授
 ○健康長寿に向けた取り組み(仮題)
3 金井 誠 信州大学医学部保健学科 教授
 ○もち麦摂取の健康増進効果の検証(仮題)
 ○安心して出産・子育てできる環境作りへの取り組み(仮題)
 ○在宅療養支援の取り組み(仮題)


第2部 11:00~12:00
特別講演『心と体の健康法、教えます』
座長:信州大学医学部 保健学科長 金井 誠
講師:鎌田 實 先生 諏訪中央病院名誉院長

※参加受付開始は2019年3月頃になる予定です。


<講師紹介>
kurita.jpg栗田 浩 信州大学医学部医学科 教授
長野県小谷村出身。1987年新潟大学歯学部卒業。信州大学医学部附属病院、佐久市立国保浅間病院勤務を経て、1997年信州大学医学部講師(歯科口腔外科学)、2001年助(准)教授、2011年教授となり現在に至る。
専門は歯科および口腔外科学で、全身の健康や疾患における歯科疾患や口腔機能の関連性について研究し、医科歯科連携の重要性について教育、研究および啓発活動を行っている。口腔外科では口腔がんの研究・診療に従事し、口腔がんの治癒率向上に努めている。


izawa.jpg伊澤 淳 信州大学医学部保健学科 教授
静岡県清水市(現静岡市)出身。1994年信州大学医学部を卒業し、ユタ大学で心臓移植を見学。三井記念病院で内科研修後、信州大学第一内科で循環器内科学を学ぶ。2002年~2005年ハーバード大学に留学。基礎医学、臨床医学、疫学的な研究を経験。2016年より現職。北安曇郡松川村、東筑摩郡麻績村と信州大学医学部との地域連携事業を推進。青少年のメタボリックシンドロームを考える研究会、医科歯科連携による先進予防医療研究会・松本(D-CAMP松本)における活動を通じて地域貢献を目指している。


kanai.jpg金井 誠 信州大学医学部保健学科 教授
松本市出身。信州大学医学部卒業後に産婦人科医となり、1994年同附属病院産科病棟医長、2008年医学部保健学科教授、2014年保健学科長、地域保健推進センター長となり現在に至る。
専門は産科学で、リスクのあるお産の安全な管理法を研究し、看護学生・医学生・若い産婦人科医などに産科学とお産の魅力を教えている。また松本広域医療圏の行政との連携で出産子育て安心ネットワーク協議会を立ち上げ、共通診療ノートを使った新たな医療体制を構築して産科医療の危機を救うなど、地域医療に貢献している。


kamata.jpg鎌田 實 諏訪中央病院名誉院長
東京医科歯科大学医学部卒業後、長野県・諏訪中央病院へ赴任。
30代で院長となり、潰れかけていた病院を再生させた。
「健康づくり運動」を実践し、脳卒中死亡率の高かった長野県はいまや長寿県、医療費も安い地域となった。
一方1991年より約25年間、ベラルーシ共和国の放射能汚染地帯へ100回を超える医師団を派遣し、約14億円の医薬品を支援してきた(JCF)。
2004年にはイラク支援を開始。
イラクの4つの小児病院へ10年間で4億円の薬を送り、ISが暴れ、空爆が行われているイラク北部の都市アルビルを拠点に、難民キャンプでの診察を続けている(JIM-NET)。
東北の被災者支援にもいち早く取り組み、「がんばらない」「1%はだれかのために」と言いながら、多方面で常に100%以上の精力的な活動を行っている。

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