お知らせ

信州大学自然科学館が、ミニシンポジウムとマイスターシンポジウムを開催しました

2016.12.26 [ 自然科学館からのお知らせ ] 

信州大学自然科学館は、2016年12月に、第3回ミニシンポジウムと自然環境診断マイスターシンポジウムを開催しました。
12月10日(土)に開催された自然科学館ミニシンポジウムは第3回目となり、一般市民の方など35名の参加がありました。今年度は「信州の博物館で何ができるの?」というタイトルで、県内の博物館学芸員や市民活動を牽引する研究者ら4名による講演がありました。大学と同様、どこの博物館でも人員削減が問題となっている中、一般市民の方々とどのように連携して博物館・科学館を運営していくのか、お話を伺いました。各博物館の様々な工夫が紹介され、本学自然科学館を運営していくためにすぐにでも実践できる方法もあり、大変勉強になったシンポジウムでした。講演者の一人から、「信州大学自然科学館には、県内の博物館・科学館を繋ぐ役割を期待している」とのご意見を頂き、今後の自然科学館のあり方が明確になった瞬間でした。
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平成19年12月から平成21年9月まで本学理学部で行われた自然環境診断マイスター養成講座の受講生によるシンポジウムは、12月17日(土)に理学部で開催され、遠くは兵庫県から32名の参加がありました。最後の養成講座プログラムが終了して7年が経ちますが、修了生の皆さんは精力的に各地で自然に関する活動をされています。テーマである「自然環境診断マイスターによる防災・日本再生への提言」について9名の講演・話題提供がありました。修了後も様々な活動を展開されており、特に各地の災害については見たこともない資料なども入手し詳細に調べられており驚きました。何より、これまでの数年にわたって継続して活動されてこられたことに頭が下がる思いがしました。来年度は自然環境診断マイスター養成講座プログラム開始から10年目の年にあたり、盛大なシンポジウムが開催される予定です。今回よりさらに多くの修了生の活躍を拝見できると聞き、楽しみになりました。
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