学内限定

情報基盤センターについて

センター長あいさつ

2020年4月に当センター長に着任いたしました。
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 総合情報処理センターを母体として2009年10月に発足した信州大学総合情報センターは、情報通信基盤の導入・管理・運営をおこなう情報基盤機能、この情報通信基盤の利用支援をおこなう支援機能、自ら長期的視点にたって研究をおこなう研究機能を有します。
 発足以来、メンバーの不断の努力により長野県内に分散された5つのキャンパスで構成される信州大学の、安定した情報通信基盤を提供できる状態を実現してきました。

 大学に限らず各所でデジタルトランスフォーメーションやIoT、Society 5.0 などの情報通信技術活用による変革への取り組みが行われており、これまでにない新たな価値の創出に成功している例も見られます。現在はその変革の真っ只中にあると言えます。

 このような状況の中、当センターでは情報基盤、利用支援、研究の各機能のこれまで以上の連携により、次のステップとして大学における新たな価値の創出への貢献を目指します。皆様からのご指導・ご支援をいただきながら、確実な歩みを続ける所存です。

 よろしくお願いいたします。

2020年4月
総合情報センター長  原嶋 秀次


センターについて

 信州大学は当センターを平成21年10月1日に全学の情報を統括する組織として設置しました。その任務は以下に揚げる通りです。

center_rinen.jpg(1)全学情報化の推進のための企画立案
(2)情報基盤の整備と維持管理
(3)情報システムとその利用者への構築運用支援
(4)情報化を進める体制と要員の養成およびこれにかかる教育と研究

 信州大学には、これ以前に研究教育を情報システムとしてサポートする組織として、総合情報処理センターがありました。今回旧総合情報処理センターを解消し、新組織総合情報センターを設置した意義は上にあげたように、大学にとって情報戦略が重要な位置にあることを再認識し、増進させるものです。従いまして、その任務と責任は大きくセンター職員一同はその期待に答えるべく努力いたします。大学のあらゆる情報の利用者とシステムに対して支援し、情報の共有活用とそのご利益を享受できる体制づくりが急務と考えています。

 具体的には、
全学的に情報システムを使う構成員すべてへの支援を支援部門がにないます。
また情報通信基盤を導入管理運営する組織として情報基盤部門を置きます。
さらに研究開発部門を置き、問題解決を将来的あるいは長期的観点からおこなう部門とします。

 総合情報センターは構成員のみなさまの情報関連支援運用を支障無く、より使いやすくしてゆく努力を続けます。みなさまのご意見と問題のご指摘をお待ちします。


組織紹介

 総合情報センターは、松本キャンパス、長野(工学)キャンパスの2カ所に主要拠点があり、各キャンパスの情報支援室、および、医学部附属病院の医療情報部とも連携し、全学的な支援体制を整えています。また、情報戦略推進本部に係る業務を担い、大学の情報化を一元的かつ戦略的な推進を実施しています。

信州大学総合情報センター規程(抜粋)

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 (目的)
第2条 センターは,信州大学(以下「本学」という。)における情報化に係る施策を実施するとともに,情報技術に係る教育及び研究開発を行うこと並びに国立大学法人信州大学情報戦略推進本部(以下「情報戦略推進本部」という。)に係る業務を行うことを目的とする。
 (業務)
第3条 センターは,前条の目的を達成するため,次の各号に掲げる業務を行う。
(1) 情報基盤の整備及び維持管理に関すること。
(2) 情報システムの構築支援及び運用支援に関すること。
(3) 情報システムの利用者に対する支援に関すること。
(4) 情報化に係る体制の整備及び要員養成に関すること。
(5) 情報技術に係る教育及び研究開発に関すること。
(6) 情報戦略推進本部に係る業務に関すること。
(7) その他前条の目的を達成するために必要な業務に関すること。


沿革

1949.05

信州大学開学

1966.01

電子計算機室発足

FACOM231システム稼動開始

1974.03

データーステーション設置

HITAC10Ⅱシステム稼動開始

1983.01

情報処理センター(センターの本部は工学部キャンパス(長野)内)設置

HITAC M-240H(本部)、M-140R(松本)システム稼動開始

1987.09

HITAC M-260D(本部)、M-240Ⅲ(松本)システム稼動開始

1988.04

本部,松本地区間接続がSUNS(信州大学画像情報ネットワ-クシステム)に移行

1990.02

学情ネットワークのノード設置

1990.03

繊維学部間接続がSUNSに移行

1992.03

農学部間接続がSUNSに移行

1992.04

総合情報処理センター設置

1993.02

HITAC M-860/60(長野.若里)、M-860/20(松本.旭)システム稼動開始

1993.03

教育学部間接続がSUNSに移行

1994.04

キャンパス情報ネットワークシステム(学内LAN)が敷設、各接続が同システムに移行

1996.03

ATM敷設,キャンパス間接続が同システムに移行

1997.02

分散システム稼動開始

1999.03

ATM学内LANの増強

2001.02

総合情報処理センター システム リプレース

2001.01

SUNSおよびネットワークシステムの更新

2003.02

キャンパス間光ファイバ開通 ギガイーサ 1G ATM 155M

2005.02

セキュアネットワーク 導入

2006.02

総合情報処理センター システム リプレース

2006.03

学術ネットワーク(SINET)との接続高速化 1Gbpsへ

2007.03

新SUNS一部稼働開始

2007.09

旧SUNS停止

2009.10

総合情報処理センターから総合情報センター設置に移行発足

2010.02

総合情報センターシステムリプレイス

2010.03

新SUNS完成

2010.04

高速高信頼ネットワーク移行開始(3カ年計画)

2013.04

高速高信頼ネットワーク本格運用開始

2015.02

総合情報センターシステム 情報基盤システムへの移行開始

2015.03

情報基盤システム 教育用クライアントシステム更新

2015.06

情報基盤システム メールシステムGMailへ移行

2015.08

情報基盤システム ACSUネットワーク(認証ネットワーク)移行

2015.09

情報基盤システム本格運用開始

2015.01

SUNS主要機器(MCU、統合サーバ)更新

2020.09

情報基盤システム更新

2023.04

総合情報センターから情報基盤センターへ名称変更


ポスター・パンフレット