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文部科学省「大学の世界展開力強化事業」に採択

2023.09.22 (Fri)

文部科学省令和5年度大学教育再生戦略推進費「『大学の世界展開力強化事業』~米国等との大学間交流形成支援~」に、信州大学が申請した「地域STEAM教育に関する国際共修人材育成プログラム」が採択されました。

 本プログラムは、本学と本学の米国連携大学である6大学(カリフォルニア州立大学チコ校、カリフォルニア州立大学サクラメント校、カリフォルニア大学デービス校、オクラホマ州立大学、コーネル大学、テキサスA&Mテクサカーナ校)が教育使命を共有し幅広い学問領域にまたがる STEAM 教育プログラムを共同で構築するとともに、教育の内容・方法の共通化を図り世界基準の質を担保した教育イノベーションを目指すもので、最大5年間(令和5年度10月事業開始)の事業です。

 米国連携大学とオンライン国際共修(COIL: Collaborative Online International Learningの略称)を活用し大学全体で多様な学生交流を行い、実渡航も含め交流を促進するとともに、日米学生が協働しDX・GXに資する長野県の産業・福祉・観光・農業・教育課題等への解決策を模索・実践するPBL型共修を実践することを掲げています。

 予想困難かつ複雑な社会課題を解決し、持続的で幸福な社会の構築を目指すには、文理の枠を超えた「総合知」を駆使し、課題解決に挑む探求力・創造的思考力・実践的行動力を持って、多様性を受入れながら様々な人々と共創する国際力を備えた「地域活性化人材」の育成が必要であるとし、本事業を通じて、米国大学との国際的な教育交流をさらに発展させることにより、未来社会における課題解決に挑む志を共有できる人材の輩出を通じて、社会貢献を推進してまいります。

『大学の世界展開力強化事業』について
 国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指し,高等教育の質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の戦略的受入を行う事業対象国・地域の大学との国際教育連携の取組を支援することを目的として、文部科学省において2011(平成23)年度から開始された事業です。