学術研究院(繊維学系)准教授 / 博士(工学)
生命とともに創るロボティクス
本研究拠点は、生物と機械の深い融合を基盤とする独創的な境界領域研究により、生命とともに創り出す新しいロボティクスの世界を開拓することを目標としています。従来のBio-hybrid研究が生体部品と機械要素の単純な結合にとどまってきたのに対し、本拠点では生物が持つ感覚・運動・適応といった高次機能を機械システムに直接実装し、生物と機械が協働しながら機能を発現する「生命駆動型共創ロボティクス(Bio-driven Emergent Robotics)」という新たな原理の確立を目指します。生命が進化の過程で獲得してきた優れた機能を工学へ統合することで、「生物とともに考え、変化し、適応する機械」を創出し、従来のロボティクスでは実現が困難であった新しいセンシング・ナビゲーション・環境適応能力を発現させます。これにより、ロボットの設計論・制御論そのものを拡張する新しい学術基盤を構築します。
生命駆動型共創ロボティクス研究拠点は、生物と機械の深い融合を基盤とし、生命機能を機械システムの内部で「振る舞わせる」新しいロボティクス研究を推進する拠点です。従来のBio-hybrid研究は、生体部品を機械に接続する段階にとどまり、生物と機械の機能的不整合により社会実装が進んでいないという課題を抱えています。本拠点ではこの問題に対し、生体と機械を深く統合するインターフェース・制御技術の創出、生物機能の強化・再設計、そして生体が自然に振る舞えるロボットプラットフォームの構築を有機的に進めます。これにより、生物と機械が協働して機能を発現する「生命駆動型共創ロボティクス(Bio-driven Emergent Robotics)」という新しい研究領域の確立を目指します。生命科学、ロボティクス、材料科学、情報科学、人文知を横断する研究体制を構築し、災害対応、環境計測、医療応用などの分野に新しい技術基盤を提供します。また、信州大学が有する生物資源と学際的研究基盤を活かし、次世代ロボティクスの学術基盤を世界に向けて発信していきます。
生命駆動型共創ロボティクス研究拠点 拠点長
照月 大悟