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教育目的

本学科は,資源・エネルギー・環境問題の解決に役立ち,持続性のある社会を目指した材料
およびその製造プロセスや利用システムに関する学問を研究し教育する学科である.

ファインセラミックス,複合・ハイブリッド材料などの基礎新素材は,
エネルギー,環境および情報の各分野において極めて重要な役割を演じている.

このような背景を踏まえて,研究面では,

(1)先端装置,数理的解析を用いた物性解明,
(2)原子・分子レベルの相互作用を考慮した
          いろいろな機能を持つ微粒子・薄膜・繊維材料などの創出,
(3)エネルギー貯蔵材料,燃料電池,太陽電池,半導体・光学材料などの開発,
    ならびに
(4)エネルギーと環境を統合的に考えた
          プロセス・システム設計,シミュレーション,LCA(ライフサイクルアセスメント)

などの研究をおこなっている.

教育面では,化学はもちろん物理,数学などの専門基礎分野を重視するとともに,
経済性,安全性,信頼性,社会および環境への影響などを考慮しながら
工学的に問題を解決できる能力を身につけるために必要な講義や実験・演習をおこなっている.

このような教育と研究を通して,総合的な見地から,

(a)材料とその製造プロセスの開発,
(b)システムの評価と設計,
(c)コンピュータを用いた複雑な現象の体系化

のできる,柔軟でかつ国際的な視野をもった研究者・技術者を養成することを目的とする.