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教育目標 |
本学科は,技術者として一般的に必要な以下の能力・技術を身につけることを目標とする. (a) 人類の幸福・福祉とは何かについて考える能力と素養 (b) 技術が社会および自然に及ぼす影響や効果を把握し, 技術者として社会に対する責任を自覚する能力 (c) 日本語による論理的な記述力,口頭発表力,討議などのコミュニケーション能力 および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力 (d) 数学,自然科学および技術に関する知識と,身につけた知識を応用できる能力 (e) 変化に対応して継続的,自律的に学習できる生涯自己学習能力 (f) 種々の科学・技術・情報を利用して社会の要求を解決するための構想能力 (g) 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め,まとめる能力 (h) 自らの健康に留意し持久力をもって対処できる能力 (i) 安全と環境への影響を考慮して問題を解決する能力 これらの9項目が,大学全体の共通教育,および専門教育において総合的に身につけられるように カリキュラムを構成する. さらに,化学関連分野の技術者として必要な以下の能力・技術を身につけることを目標とする. (1) 精密素材工学科の目的と目標を理解し, 人類の幸福・福祉と社会に対する責任を考慮して,継続的,自立的に学習する能力 (2) 数学,物理学など自然科学に関する基礎知識 (3) 工業数学,計算機利用技術に関する知識と,身につけた知識を問題解決に利用できる能力 (4) 工学基礎に関する知識と,身につけた知識を問題解決に利用できる能力 (5) 化学量論,熱力学,移動現象論などに関する専門基礎知識と, 身につけた知識を問題解決に利用できる能力 (6) 化学に関する専門知識と,身につけた知識を問題解決に利用できる能力 (7) 専門基礎知識を利用した分離工学,反応工学,プロセス・システム工学, プロセスの設計に関する専門知識と,身につけた知識を問題解決に利用できる能力 (8) 問題解決に必要な実験技術 (9) 問題解決するためのコミュニケーションに必要な科学英語 (10) 対象の本質を理解し,それを工学的問題として体系的にとらえ,自ら問題を提起し, 自身の考えを論理的に伝達し,経済性,安全性,信頼性,社会 および環境への影響等を考慮しながら,計画的に問題解決を遂行する能力 これら10項目に対応して,【精密素材工学基礎】,【自然科学基礎】,【工業数学・計算機利用技術】, 【工学基礎】,【専門基礎】,【化学】,【プロセス工学】,【実験】,【科学英語】,【精密素材工学総合】を 骨子とするカリキュラムを構成する. |