医学系研究科発生再生医学(2012年~循環病態学講座)の小山晃英さんが第40回日本心脈管作動物質学会でYIA受賞
平成23年2月4,5日に香川県のかがわ国際会議場・サンポートホール高松で第40回日本心脈管作動物質学会が開催されました。医学系研究科 臓器発生制御医学講座発生再生医学分野 博士課程2年の小山晃英さんが研究奨励賞(YIA)を受賞しました。今回の学会では、数ある演題の中から18演題が選出され、最終的に5名が受賞しました。
受賞対象となった発表演題は「血管内皮細胞のアドレノメデュリン‐RAMP2システムによる血管恒常性維持機構」です。この発表は、国内で発見され、多彩な生理作用を持つアドレノメデュリンの受容体活性調節因子(RAMP2)の機能解析です。RAMP2による血管の恒常性維持が全身の臓器保護に繋がることを明らかにしました。AM-RAMP2系の明確な機能を解明することで、生活習慣病などの複合的因子が原因となる病態の治療ターゲットになることが期待されます。
臓器発生制御医学講座発生再生医学教室ホームページ: