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2025 Student from Charles University:Clinical training at the Dept of Surgery

Name: TANAKA Hiroki
Home Institution/ Country: First Faculty of Medicine, Charles University/ Republic of Czech
Year of university: 4th
Designated department at Shinshu University: Surgery (Gastroenterological, Hepato-Biliary-Pancreatic, Transplantation and Pediatric)
Training Period: from July 1 to August 29, 2025
Training: Clinical training

1. What made you come train at Shinshu University School of Medicine and how did you find the School through your stay?
私の母校での単位取得のために、2週間の外科実習が必要でした。松本は地元であり、信州大学病院には家族も勤務していて、信大病院は私にとって縁の深い病院です。また、私は将来長野県の病院に就職をしたいと考えており、信大病院での外科実習を希望しました。病院自体は、幼い頃から身近な存在でした。

2. Please describe your training at host department/lab.
私にとって得るものの非常に多い実習でした。さらに、志望進路にも影響がありました。
7−8月の2ヶ月の実習期間中に、最大限の経験をさせて頂いたと感じています。連日の手術の見学、また私が実習に慣れてきてからは、簡単な手技の体験。さらに朝のミーティングや教授回診に同行させて頂きました。医師の先生方は積極的に医学や普段の生活について、さらに医師としての人生設計など幅広いお話を共有してくださりました。加えて、7月中は信大の学生さんとの交流があり、そこでもお話を聞くことができました。同年代の学生さんとお話しするのは、端的に楽しかったです。
志望進路に関しては、実習を通して外科が第一志望になりました。実習を始める前のイメージとして、外科の仕事は過酷であり、上下関係がとても厳しく、さらに個人的に複雑な手技に自信がありませんでした。実習を通して、外科は私が思ったほど過酷で厳しい環境ではなく、また手技も練習を積み重ねれば自分にもできるかもしれないと感じました。加えて外科の魅力として、外科的な知識、すなわち手術だけではなく、抗がん剤の処方など内科的な知識も必要とされる、守備範囲の広い臨床科であることを感じました。
以上のように、とても実りのある実習を体験させて頂きました。

3. Please list what you have gained from your experiences through the training at Shinshu University and the stay in Matsumoto, Japan.
以下に箇条書きで記述します。
• 日本の医師・学生との交流
• 特に消化器外科における、一定の医学的知識・手技
• 日本の外科の職場環境の理解
• 日本の医師としての人生設計の概要
• 一定の体力
上記以外にも、多くの収穫がありました。

4. How do you think you can apply those experiences to your future career?
日本の病院の見学は私にとって初めてのものでした。先に述べたように、私は日本、特に長野県での就職を希望しています。今回の外科実習で、より具体的に将来の進路をイメージすることができました。

5. Advice to those who are interested in studying at Shinshu University
皆様とても親切に対応してくださります。日本語か英語を話せるとよいと思います。

 
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