信州大学医学部保健学科のページから、さらにその先、看護学専攻の「看護学専攻の向こう側」にお越しいただいた皆さん、ご覧いただきありがとうございます。

　ホーム画面にありますように、このページでは学生さんが主に発信するように運営されています。学生さんからの生の情報をご覧いただき、信州大学の看護学専攻についてさらに関心を持っていただければこれほどうれしいことはありません。

　そう考えますと、私のご挨拶もむしろ若干お邪魔になっているのではないかと恐縮するところですが、この場をお借りしまして一言ご挨拶を申し上げます。

　信州大学医学部保健学科看護学専攻は日本一標高が高いことで知られる「信州まつもと空港」のある長野県松本市にあります。信州大学を目指して入ってきた学生さんの多くがその志望の動機として「国立大学であること」「総合大学であること」をあげてくれます。看護学専攻の中だけではなく、保健学科、保健学科だけでなく医学部、医学部だけでなく他学部の学生さんと、授業だけではなく、部活・サークル活動、あるいはアルバイトなど、様々な場所でつながりを持てることは、人生にとって豊かな経験であります。また、こうした豊かな対人交流の場は、看護の場に欠かせない対人相互作用を学ぶことにも通じるものであり、専門職としての基盤にもつながるものでしょう。近年ケアはますます注目され、哲学や文学の世界でも盛んに議論されています。現代はケアの時代と言ってもよいかもしれません。ケアの時代に、ケアの専門職を志す皆さんを信州松本でお待ちしています。